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EBNでは、エビデンスがあるからといって必ずしもそれを患者に適用しません。個々の患者に適用するかどうかは、患者の意志決定や看護職の専門的知識こよる判断から決められます。それは、栄養状態の把握や摂取方法のエビデンスについてもいえることで、個々の患者にとって有用であると判断したときに適用することになります。人間にとって「食べること」とは何か? 臨床現場で患者の「食」をみたときに(治療の視点から)経験的に行われがち、軽視されがちなことは何か? 看護職に求められるかかわりとはどのようなものか?“「食」の看護”に必要なエビデンスとはどのようなものか、また、EBN実践における今後の課題を提示します。
Editorial 尾岸恵三子 東京女子医科大学看護学部
人間の食事を考えるうえでのエビデンス 遠藤 和子 東京女子医科大学看護学部
身体機能の栄養状態アセスメントに関するエビデンス 金谷 節子 聖隷三方原病院栄養科
栄養状態の改善に効果的な摂取方法に関するエビデンス 澤田 和美 東京女子医科大学看護学部
エビデンスを取り入れた摂取の実際
1)食欲不振のある患者の栄養状態と摂取 瀧 断子 東京女子医科大学看護学部
2)摂食障害のある患者の栄養状態と摂取 江波戸和子 東京女子医科大学看護学部
3)嚥下障害のある患者の栄養状態と摂取 瀧 断子 東京女子医科大学看護学部
4)経管栄養法(経鼻栄養法、胃瘻)を行っている患者に効果的な摂取とは 澤田 和美 東京女子医科大学看護学部
今後の課題:「食」を通じて人間の生きる意欲に働きかけた事例から「食」の看護とエビデンスを考える 大沼扶久子 東京警察病院 遠藤 和子 東京女子医科大学看護学部
包括的チーム医療による患者の栄養管理とエビデンス 川西 秀徳 浦添総合病院
クリニカルパスへのエビデンスの活用
Nakayama Shoten Co., Ltd.