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先天聾や高度難聴に対する唯一の医療である人工内耳は近年機器の改良と適応基準の拡大、言語聴覚士法の制定等により、その対象が小児例へと大きく変わろうとしています。好評の前版に、この間の進歩と小児例を加えて内容を刷新しました。
目次
■医療としての人工内耳
■聴覚生理─ヒトはいかにコトバを認知するか
1 音響的にみたコトバ
2 内耳
3 一次聴神経
4 母音の符号化
5 子音を含む音節の符号化
6 遠心路の役割
7 脳幹内の聴覚路
8 大脳皮質における聴覚言語処理
■人工内耳の原理と種類
1 人工内耳の原理
2 人工内耳の種類
■適応と術前検査
1 人工内耳の適応
2 手術前の諸検査
3 手術を決めるまでのプロセス
■画像による診断
1 正常解剖
2 難聴の画像
3 ポジトロン断層法(PET)
■手術のための側頭骨の立体解剖
1 側頭骨と蝸牛の位置
2 蝸牛の解剖
3 正円窓窩・正円窓の立体解剖
4 手術のための立体解剖
■手術の実際
1 通常例について
2 困難例の対処
■術後の問題点
1 前庭症状
2 耳鳴
3 その他
■術後の成績とリハビリテーション
1 音入れとマッピング
2 コトバの聞き取り成績とその推移
3 人工内耳に関するアンケート結果
4 人工内耳装用者のリハビリテーション
5 心理行動面の改善
6 症例の呈示
■小児人工内耳
1 小児人工内耳の現況と重要性
2 小児人工内耳の適応基準
3 小児人工内耳手術の留意点
4 術後の評価とリハビリテーション
5 術後の経過
6 脳機能画像からみた小児人工内耳
7 小児人工内耳の代表例の経過
8 小児人工内耳の倫理
■特殊例への対応
1 聴力残存例への対応─補聴器との境界
2 高齢者への対応
3 成人言語習得前失聴者への対応
■人工内耳の将来
1 現在の人工内耳の問題点
2 人工内耳の改良
3 人工内耳の適応の拡大
4 人工内耳をとりまく将来像
5 まとめ
■人工内耳に関するQ&A
[絶版となっております]
歴史は言葉によって築かれてきたといわれますが、そもそも人の脳が言葉をどのように理解し、どのように話すかについては、長い間よくわかりませんでした。本書では、人工内耳の第一人者が、最新の脳機能画像法を用いて「言葉にかかわる脳のメカニズム」を、初めて客観的に評価し、わかりやすく解説しました。
目次
■プロローグ—なぜこの書物を書いたのか
■第1章 言葉とは何か
■第2章 人工知能からみた言葉
■第3章 脳のビックバン
■第4章 失語症からみた脳
■第5章 脳をみる方法
■第6章 人工内耳がきく言葉
■第7章 しゃべる脳をみる
■第8章 言葉をがくしゅうする脳
■第9章 時をコードする脳
■第10章 脳の中の脳
Nakayama Shoten Co., Ltd.