[絶版となっております]
医療事故の多発、高齢化社会に伴う医療費の高騰など、いま日本においても医療の質の再評価と改善が急務となっている。本書は、医療の質改善のパイオニアであるバーウィックによって実施された全米実証プロジェクトの記録であり、米国で話題になった名著(原題“Curing Health Care”)の邦訳である。
目次

第1章　医療システムのストレス症状
第2章　質管理の医療への適用
第3章　質管理の基礎
第4章　科学的方法による問題の明確化
第5章　質改善チームの結成
第6章　診断の旅
第7章　成功できる対策の実施
第8章　成果の維持と拡大
第9章　質改善に重要な10の教訓
おわりに-未来への構想
資料A　全米実証プロジェクトの参加者
資料B　質改善手法の手引き
資料C　3つのプロジェクトの報告
資料D　質改善に関する主な文献
[絶版となっております]
平成8年発行の旧版を全面改訂。要望の多かった「看護記録と電子カルテ」などの新項目を加え、内容を一新した。電子カルテメーカー一覧など実用的情報を増補。レセプト情報の電子化が急速に進められている今、すべての医療関係者にとって格好の入門書。
目次

序　電子カルテについて
第１章　電子カルテとは
　1.1 電子カルテって何？
　1.2 「電子カルテ」が診療を変える
　1.3 電子カルテと電子レセプト
第２章　電子カルテのここが知りたい
　2.1 電子カルテとオーダーエントリーシステムとの違い
　2.2 データの互換性
　　2.2.1 地域における電子カルテ情報の共有化
　　2.2.2 複数の医療機関における電子カルテ情報の共有化
　2.3 電子カルテのセキュリティと標準化
　　2.3.1 プライバシーとデータセキュリティ
　　2.3.2 電子カルテと標準化
　2.4 看護記録と電子カルテ
　2.5 行政・法律からみた電子カルテ
第３章　電子カルテを取り入れている施設の実例
　3.1 総合病院
　3.2 小児科−電子カルテ「WINE」
　3.3 内科
　3.4 歯科病院
　3.5 産婦人科−「電子カルテ」は思考の道具
　3.6 電子カルテのコンポーネントとしての画像システム
　3.7 看護記録を含めた電子カルテ・システム
付録　電子カルテメーカー一覧