小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
記憶に対する研究は、神経生理学やコンピュータサイエンスなどの学際的な成果をもとに近年、急速な進歩を遂げてきました。精神医学では、痴呆はいうに及ばず、精神分裂病やうつ病、てんかんなどにおいても、記憶障害が重要な症状となる場合が少なくありません。本巻では、今最も新しい記憶のメカニズムを紹介しつつ、記憶の臨床症状から評価・検査法、薬物やリハビリによる治療法に至るまで、わかりやすく、かつ具体的に解説しました。
目次
■記憶の認知心理学
総論
短期記憶と作動記憶
長期記憶
潜在記憶
■記憶とその評価
短期記憶
作動記憶
エピソード記憶
自伝的記憶(遠隔記憶)
意味記憶
手続き記憶
プライミング
prospective memory(展望記憶)
前向健忘と逆向健忘
■記憶の臨床病態
Korsakoff症候群
視床性健忘
側頭葉性健忘
前脳基底部性健忘症
一過性全健忘
前頭葉と記憶障害
頭頂葉と記憶障害
後頭葉と記憶障害
記憶障害と作話、失見当
変性性痴呆と記憶障害
血管性痴呆と記憶障害
皮質下痴呆と記憶障害
てんかんにおける記憶障害
心因健忘
精神分裂病と記憶障害
■記憶障害の治療
薬物療法
認知リハビリテーション
理論
実践
書籍案内
各種ご案内
会社案内
財団
Nakayama Shoten Co., Ltd.