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周産期死亡率が大幅に改善されたのに対し、わが国の母体死亡率は先進諸国と比べまだ十分な成績とはいえない現状にあります。妊娠初期および妊娠・分娩・産褥期における産科救急と、婦人科救急の視点から各疾患への対処法をわかりやすく解説するとともに、救急医療のシステムについてもその現状と問題点を明らかにして、総合的な取り組みについての具体的な提言を行いました。
目次
1.わが国の救急医療体制
2.救急診療のプリンシプル
A.初期対応
B.出血性ショック
C.急性腹症
D.急性心・肺機能不全
E.急性腎不全
F.薬物ショック
G.麻酔に伴うトラブル
3.産科救急とその特殊性
4.妊娠初期の産科救急
A.流産
B.胞状奇胎
C.子宮外妊娠
D.人工妊娠中絶
5.妊娠・分娩・産褥期の産科救急
A.重症妊娠中毒症、子癇
B.HELLP症候群、急性妊娠脂肪肝
C.常位胎盤早期剥離
D.前置胎盤
E.PROM
F.臍帯下垂・脱出
G.胎児仮死
H.子宮内胎児死亡
I.子宮破裂
J.子宮内反症
K.外陰・腟血腫
L.肺血栓塞栓症
M.羊水塞栓症
N.敗血症
O.過換気症候群
6.産科救急の現状と診療体制
A.妊産婦死亡の現況
B.周産期医療の地域化、システム化
C.周産期救急における母体搬送と新生児搬送
D.NICU、MFICU
7.婦人科救急とその特殊性
8.婦人科救急の特徴と処置
9.主な救急医療器具、救急医薬品とその使い方
10.救急医療における医療記録のとり方、保存
本巻では、妊娠・分娩、産褥期や婦人科疾患に対するものだけではなく、新生児期から思春期、中・高年期にいたる女性の一生をトータルに扱う予防医学を提言し、具体的に解説。
目次
総論
予防医学の歴史
現代社会と予防医学
疾病予防の経済的評価
予防医学と啓蒙活動
癌検診事業の現況
女性にとっての身体の意味
予防医学と情報化社会
疾病予防の現況とあるべき姿
悪性腫瘍
癌の1次予防
子宮頚癌検診
子宮体癌検診
子宮肉腫の早期診断
卵巣癌の早期診断
繊毛癌の2次予防
乳癌検診
感染症
性感染症(STD)
母子感染
院内感染
妊娠・分娩・産褥の健康管理
妊娠前の健康相談
産後の健康管理
生活習慣病(成人病)
高脂血症と動脈硬化
糖尿病
中高年女性の好発疾患
更年期障害
排尿障害
骨粗鬆症
痴呆
新生児・小児疾患
新生児・乳児のアレルギー疾患
女性のヘルスプロモーション
思春期のヘルスプロモーション
中高年期のヘルスプロモーション
やせとその対策
肥満とその対策
健康スポーツ
食生活と健康
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