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[絶版となっております]
婦人科領域においても、細胞診は侵襲性が低く、簡便であることから、検診や日常診療で広く行われ、癌、特に子宮頸癌の早期発見・治療に大きく貢献してきました。本書では、病理学の基礎、標本の作成法、標本の読み方など、細胞診の基礎を概説したうえで各部位、各疾患毎の組織像、細胞像等を呈示し、細胞診の有用性等についてわかりやすく解説しています。また、特殊症例も含め、豊富なカラー写真と具体的な記述により、一般臨床医だけでなく検査技師にとっても必携の一冊です。
目次
■癌の分子遺伝学変遷
I 癌の分子遺伝学総論
II 癌遺伝子とシグナル伝達
A.rasとそのシグナル伝達系
B.c-oncとキナーゼ遺伝子
III 癌抑制遺伝子と細胞増殖制御
A.RB、p53と細胞増殖制御
B.その他の癌抑制遺伝子
IV ゲノム安定性、DNA修復
V アポトーシス
VI ゲノムインプリンティング
VII 細胞老化、不死化、癌化とテロメラーゼ
VIII 細胞周期
IX ユビキチン-プロテアソームシステム
■癌の細胞生物学
I 癌細胞の細胞生物学的特性
II 浸潤と転移のメカニズム
A.浸潤
B.転移
III 血管新生
IV ECMとプロテアーゼ
V 増殖因子、サイトカイン
VI ウイルス発癌
■腫瘍マーカーの細胞生物学
I 腫瘍マーカーの臨床における意義と複合糖質関連マーカー
II SCC抗原
III タンパク関連マーカー
A.胎児タンパク
B.胎盤タンパク
C.細胞骨格関連タンパク
■分子腫瘍学の臨床
I 婦人科癌と高発癌家系
II 婦人科癌の薬剤耐性機構
III 遺伝子を標的とした治療
IV 子宮頸癌
A.子宮頸癌の分子機構
B.HPVと頸癌の臨床
V 子宮体癌
A.子宮体癌の分子機構
B.増殖因子とホルモン
VI 卵巣癌の分子機構
VII 絨毛癌の分子機構
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