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子宮は、妊娠の経過に伴ってその形態・機能が大きく変化する特殊な臓器で、特に胎児が十分に発育すると独特の収縮をはじめ、分娩に至ることが知られています。本巻では、産婦人科医に必要とされるこの子宮収縮=陣痛のメカニズムについて解説します。また今後の研究動向を踏まえつつ、体内における陣痛調節物質の作用機序や、陣痛促進薬・抑制薬の使い方、陣痛が胎児に与える影響などについてもわかりやすく記述しています
目次
1.子宮筋の形態と機能
2.子宮筋の収縮調節機構
A.子宮筋収縮の特徴
B.子宮筋の収縮制御タンパク質
C.子宮筋ミオシン軽鎖リン酸化と脱リン酸化
D.カルシウム調節機構とホスホイノシチドサイクル
E.カルシウムチャンネル
F.βアドレナリン受容体、cAMP、cGMP
G.子宮筋細胞膜の電気的性質
H.子宮収縮調節におけるgap junctionの役割
3.子宮収縮の調節物質とその役割
A.プロスタグランジンとその関連物質
B.オキシトシン
C.性ステロイドホルモン
D.サイトカイン
E.調節ペプチド
F.陣痛発来の機序
4.陣痛の臨床
A.陣痛と子宮胎盤循環
B.陣痛と胎児循環
C.陣痛と産科麻酔
D.陣痛と子宮頸管
E.陣痛誘発と促進
F.陣痛の抑制
5.陣痛発来時期の異常
A.早産の発生機序
B.過期妊娠・過期産と陣痛発来
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