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絨毛の嚢胞化で異常妊娠の一種とみなされる胞状奇胎と絨毛癌を合わせて絨毛性疾患と呼称しますが、欧米に少なくアジアに多いという疫学的背景もあって、基礎・臨床の両面において日本が世界をリードしています。本巻では、優れた研究成果を余すところなく、深く掘り下げて詳述しました。
目次
■I. 分類・定義・診断基準の歴史的変遷
■II.絨毛性疾患の疫学
■III.絨毛細胞の発生と細胞生物学
A.絨毛細胞の発生と分化
B.絨毛細胞の内分泌
1.タンパクホルモン
2.ステロイドホルモン
3.胎盤タンパク、 その他
■IV.絨毛性疾患の細胞遺伝学
A.全胞状奇胎、 部分胞状奇胎の細胞遺伝学
B.全胞状奇胎発生における embryogenesis の停止機構
C.絨毛癌の先行妊娠と責任妊娠
D.新知見
■V.胞状奇胎の形態発生
A.胞状奇胎の形態学的発生病理
B.超音波所見よりみた進展過程
■VI.絨毛性疾患の免疫学的側面
■VII.侵入奇胎、絨毛癌の病態
■VIII.診断
A.胞状奇胎の病理
B.絨毛性疾患の臨床診断
C.侵入奇胎、 絨毛癌の診断
D.腫瘍マーカーとしての絨毛性ゴナドトロピン
E.臨床進行期分類(scoringを含めて)
■IX.治療
A.胞状奇胎妊娠中絶法
B.胎児共存奇胎の取り扱い法
C.胞状奇胎の化学療法
D.絨毛癌の治療
E.難治性絨毛癌に対する治療法の工夫
F.絨毛癌の遺伝子治療
■X.治療後管理
A.奇胎後管理
B.絨毛性疾患の寛解判定基準ならびに治療打ち切りの時期
■XI.特殊な絨毛性疾患
A.PSTT (placental site trophoblastic tumor )
B.EPS、 PSN−P(exaggerated placental site、placental site nodule and plaque)
C.ETT(epithelioid trophoblastic tumor)
D.妊娠合併絨毛癌
E.非妊娠性絨毛癌
Nakayama Shoten Co., Ltd.