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中心静脈栄養を長く受ける患者では、腸管が菲薄し腸内細菌が他の臓器へと感染することや腸管周囲のリンパ機能が障害されることがわかってきた。
このことから、栄養、特に腸管栄養のもつ役割として、栄養素の十分な補給に加えて、人体機能そのものを円滑に保つ側面が注目されている。
本巻では、患者を中心とした栄養サポートチームという考え方を基本に、このような新しい視点から栄養療法と輸液をとらえ直した。
目次
第1章 栄養療法の意義
人体の組成 栄養素と食品
栄養所要量とエネルギー所要量
栄養素の代謝と作用
糖質、脂質、蛋白質
ビタミン、ミネラル
栄養サポートチーム
栄養アセスメント
小児と栄養療法
思春期・成人と栄養療法
高齢者と栄養療法
妊産婦と栄養療法
第2章 栄養補給法
経口栄養法
食事、食品の種類
食品成分表
栄養教育―食品交換表
献立作成と栄養療法
調理と栄養療法
経腸栄養法
経腸栄養剤の種類
手法、管理(投与ルート、投与速度)
適応、禁忌、合併症
静脈栄養法
静脈栄養剤の種類
投与経路と管理
適応、禁忌、合併症
術前術後の輸液管理
在宅栄養療法
第3章 栄養療法の実際
呼吸器疾患(呼吸不全、慢性閉塞性肺疾患)
循環器疾患(虚血性心疾患、心不全)
消化管疾患
肝・胆道・膵疾患
腎疾患(慢性腎不全、ネフローゼ症候群、透析)
高血圧症
代謝・内分泌疾患(痛風、高脂血症、肥満症、動脈硬化)
糖尿病
血液疾患(貧血、血液悪性疾患)
感染症(敗血症、多臓器不全)
免疫・アレルギー疾患(アレルギー、免疫不全症)
ターミナルケアと栄養療法
Nakayama Shoten Co., Ltd.