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Molecular Medicineの連載記事24回分と時事通信社シンガポール支局ホームページで発表したエッセイ10篇をまとめたもの.未解決な生命科学の諸問題を物理的な視点(生命現象をブラックボックスとみなさず,各要素の集合体として理解しようとする)でとらえ直し,解決に向けてブレイクスルーをしそうなポイントを提案する.著者ならではの独特の視点が興味深い.
目次
第1部 生命科学の物理的基礎
1.水とイオンの生命科学
2.細胞内pHがコンスタントである意義
3.細胞内Ca2+レベルの振動は何をもたらすか?
4.麻酔薬の作用 5.膜融合とエンドサイトーシス
6.膜融合とエキソサイトーシス
7.制御理論的にみたニューロンの応答
第2部 生命とリズム
8.TRPチャネルとリズム形成
9.リズムをつくるフィールドポテンシャルのシンクロナイゼーション(同期化)
10.ニューロンとグリアの相互作用でつくる脳のリズム
11.不安定かつ不規則な生命現象から規則性(リズム)を抽出する方法
12.目で追うリズムとゆらぎ
13.究極の空間リズム−らせん構造
第3部 感覚のトランスダクション機構
14.感覚ニューロンにおけるA/D変換
15.痛みとは? 熱とは? 辛みとは? 痛みシグナル発生機構
16.内耳有毛細胞のエレクトレットマイクロフォンモデル
17.網膜と脊椎の奇妙な関係(その1)
18.網膜と脊椎の奇妙な関係(その2)
19.視細胞変性のメカニズムを考える
20.偶発的な原因による神経細胞死
21.ミクログリアの二律背反性
22.パーコレーション科学で解くミトコンドリアクラスターの形成
第4部 対談集
第5部 エッセイ〈サイエンティストが見たシンガポール〉
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