小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
2004年から40歳以上のすべての女性を対象にマンモグラフィによる乳癌検診を行うという指針が定められました.現在,マンモグラフィは従来のスクリーン・フィルムシステムから,デジタルへと移行しつつあります.本書はデジタルマンモグラフィの基礎から品質管理,撮影・読影・診断のポイントまでをわかりやすく解説し,さらに,DVDでは動画で品質管理や撮影のポイントを確認できます.日本で初めてのデジタルマンモグラフィのテキストブック.
目次
1章 デジタルマンモグラフィの基礎・特徴
物理的原理
マンモグラフィの歴史
マンモグラフィの基礎
デジタルマンモグラフィ
デジタル位相コントラストマンモグラフィ(DPCM)
別表 国内で使用されているデジタルマンモグラフィの機器一覧
臨床応用
画像処理の恩恵と注意点
階調処理
周波数処理
ダイナミックレンジの処理
マルチ周波数処理
PEM処理
位相イメージング
欧米での臨床研究
ACRIN(DMIST)以前の臨床試験
ACRIN(DMIST)試験
モニタ診断
CRTモニタ
LCDモニタ
モニタ規格評価
モニタ診断における読影に際しての注意点
デジタルデータの保管
PACSへの応用
デジタルマンモグラフィのPACS利用の利点
PACS導入における注意点
デジタルマンモグラフィとCAD
コンピュータ支援診断(CAD)とは
マンモグラフィCADの商用化の現状
わが国における商用マンモグラフィCADの現状
CADのDは支援検出
構築の乱れとCAD
CADの臨床評価
CADと二重読影の比較
デジタルマンモグラフィとCAD
マンモグラフィCAD時代に備えて
2章 デジタルマンモグラフィの品質管理
乳房X撮影装置仕様基準
品質管理
デジタルマンモグラフィシステムにおける日常的な品質管理
デジタルマンモグラフィシステムにおける定期的な品質管理
画像出力の品質管理
臨床画像評価基準
3章 デジタルマンモグラフィの撮影のポイント
解剖
正常乳房解剖
知っておくべき乳房の特徴
接遇
検査室の工夫
検査の流れ
ポジショニングの実際
ポジショニング技術が乳癌の発見率を左右する
内外斜位方向撮影(MLO)
頭尾方向撮影(CC)
追加撮影
デジタル機種別撮影条件とポジショニング
GE横河メディカルシステム社製 Senographe 2000D
富士フイルムメディカル社製 FCR PROFECT CS
コニカミノルタエムジー社製 PCM system
4章 デジタルマンモグラフィの読影のポイント
腫瘤の読影のポイント
高いコントラストに要注意
淡い構造に要注意
高濃度乳房にはデジタルにアドバンテージがある
石灰化の読影のポイント
デジタルマンモグラフィにおける石灰化の存在診断
デジタルマンモグラフィにおける石灰化診断の注意点
5章 画像と病理との対比
腫瘤・FAD
石灰化
その他
Nakayama Shoten Co., Ltd.