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[絶版となっております]
身体疾患の患者さんに対して、精神科医が各科と協力して精神的ケアを行う「コンサルテーション・リエゾン精神医学」は、QOLや医療の質を求める今の時代に期待されている医学です。本書では、その概念から、臨床の場で遭遇する具体例をわかりやすく、より実践的に解説しています。精神科医だけではなく、チーム医療に携わるすべての医療関係者に必携の書です。
目次
序論
なぜ今リエゾン精神医学か
総論
コンサルテーション・リエゾン精神医学の歴史と定義
コンサルテーション・リエゾン精神医学の経済効率
総合病院精神医学の発展のストラテジー
コンサルテーション・リエゾン精神医学の臨床研究
リエゾン精神医学の教育的効果
コンサルテーション・リエゾン精神医学における倫理的側面
サイコオンコロジー
がんへの通常の心理的反応
がん患者の抑うつ・不安のスクリーニング
がん患者の抑うつへのアプローチ
がん患者の痛み・倦怠感・呼吸困難へのアプローチ
自殺・希死念慮へのアプローチ
がん患者の家族へのアプローチ
がん専門医へのコミュニケーション技術訓練
禁煙プログラム
遺伝カウンセリングでのアプローチ
リエゾン精神医学の実践
脳器質疾患患者へのアプローチ/神経内科疾患
脳外科疾患—脳外傷後の認知障害および 心理・行動面の障害とその対応
心疾患・呼吸器疾患患者へのアプローチ
膠原病患者へのアプローチ
HIV陽性者/AIDS患者へのアプローチ
脊髄損傷・四肢切断患者へのアプローチ
重症熱傷患者へのアプローチ
臓器不全・臓器移植患者へのアプローチ
薬剤性精神障害への対応/インターフェロン 治療を受ける慢性肝炎患者
慢性疼痛患者へのアプローチ
サイコデルマトロジー
糖尿病患者における心理社会的問題とその対応
リエゾン精神医学における治療—薬物療法など
新しい薬物治療と向精神薬の分類
うつ病の治療
不安障害とPTSDへのアプローチ
代謝性・症状性精神病へのアプローチ
せん妄へのアプローチ
身体疾患患者に対する向精神薬治療の注意点
電気けいれん療法
リエゾン精神医学における治療—精神療法
精神療法と認知行動療法
他科医とのコミュニケーション
リエゾン・カンファレンスの実際
夫婦・家族療法
身体疾患患者への集団精神療法
Nakayama Shoten Co., Ltd.