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頸動脈エコー検査は,動脈硬化の程度の指標になるなどの理由から広く行われています。
この検査を行ううえで大切なのは,さまざまなタイプの動脈硬化を知っておくことです。
本書では,豊富な症例を収載,それを確実に捉えるためのテクニックを簡潔に解説。DVD付きなので,動画でも症例を疑似体験できます。
目次
Ⅰ章 基礎を学ぶ
超音波の基礎を理解する
装置の取り扱い
アーチファクト
プローブの種類
頸部周辺の血管解剖
狭窄が生じやすい部位
Ⅱ章 検査の手順を身につける
患者体位とプローブの操作法
頸部動脈の画像表示法
健常者の基本画像
検査の進め方とレポート作成
Ⅲ章 いろいろな症例をみる
血管径と走行の評価
内中膜複合体厚(IMT)の評価
プラークの評価
いろいろなプラーク(低エコー輝度病変/等エコー輝度病変/高エコー輝度病変/複合性病変/潰瘍性病変/可動性病変/vascular remodeling現象)
頸部動脈病変(狭窄性病変/閉塞性病変/血栓性頸動脈閉塞/塞栓性内頸動脈閉塞/高安病/椎骨動脈の狭窄や閉塞の推測/鎖骨下動脈盗血現象/頸動脈解離)
頸動脈の周辺病変(悪性腫瘍,リンパ節炎など/良性腫瘍,リンパ節腫脹,仮性動脈瘤など)
血管内治療の観察(頸動脈ステント留置術)
治療中の観察(内頸静脈カテーテル留置)
右総頸動脈閉塞にて側副血行路を形成した症例
左内頸動脈閉塞によるto-and-fro pattern波形の症例
Q&A
内頸動脈と外頸動脈の位置関係は
頸動脈の検査に適したリニア型プローブの長径は
検者間での画像の違い
内頸動脈と外頸動脈の見分け方について知りたい
狭窄率で超音波とCT,MRAの計測値との比較を知りたい
IMTやプラーク厚を正確に計測できる方法を知りたい
頭蓋内流入動脈の流速の基準値を知りたい
頭蓋内流入動脈の流速による末梢側の評価法を知りたい
PIとRIは何を示しているのか知りたい
狭窄率の計測法の組み合わせを知りたい
超音波ビームの入射角を小さくする工夫を知りたい
検診業務と臨床業務での検査法の違いを知りたい
ポイントはココ!
プローブ操作の心得
コンベックス型プローブのカラー表示法を用いた縦断走査で確認
レポート作成のkey sentence
内頸動脈と外頸動脈の見分け方
血流情報で評価する
低エコー輝度プラークの見落としを防ぐ
パワードプラ表示が有用
石灰化病変は評価不能も少なくない
潰瘍内の血流評価
潰瘍底の確認
プローブの操作はゆっくりと
血管外側への突出もプラーク
狭窄率計測の考え方
みえない病変部は血流情報を利用して
内腔の状態を巧みに描出する
病変の動きを観察する
高安病と動脈硬化の違い
直接描出を心がける
ステント先端部の確認
血流パターンで推測する
いろいろな表示法を用いる
確認にはカラードプラ法を併用
プローブによる適度な圧迫で静脈の変形を確認する
Nakayama Shoten Co., Ltd.