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誤診に学ぶ−貴重な症例から
編集:日本実地医科消化器内視鏡研究会/神保勝一(神保消化器内科医院)
B5判 並製
120頁 写真・図・表:100点
定価
4,180 円 (本体3,800 円+税)
ISBN 978-4-521-73047-9
発売日 2008/08
品切れ
[絶版となっております]
医療に携わるものならだれもが診療の際にシマッタと感じたことはあるはず.自身の“誤診”体験をもとに,診療の際の落とし穴や注意すべき点を解説する勇気ある症例報告集.また本来,医師にとって“誤診”とはなんなのかも議論する.
目次
第1章 誤診とはなにか?
集団検診における診断の意味と責任
内視鏡治療が可能な癌の見落としは内視鏡医の恥
これからの胃がん検診はどうあるべきか
第2章 わが国の疾病構造の変遷とがん検診
わが国の疾病構造の変遷とがん検診
第3章 貴重な症例から学ぶ
orifice(下咽頭・噴門・幽門)の診断は難しい
食道は粘液を洗い流して検査を
線状胃潰瘍に合併する胃癌を見逃すな
若年性早期胃癌の存在を疑う
生検に頼りすぎは危ない
深達度診断を誤った胃癌の例
深達度診断の困難な症例
思い込みを捨てて油断をせずに慎重な診断を
臨床症状に惑わされず総合的判断を
局所所見に惑わされないで!
悔いの残る症例
見逃されやすい条件,一病変にとらわれるな
見落としやすい潰瘍の癌化
正解は一つとはかぎらない
まれな疾患を忘れてはいけない
診断に苦慮したアメーバ腸炎
典型例ばかりが疾患ではない
全内臓逆位症に合併した胃癌
第4章 早期発見のテクニック
NBI使用による早期胃癌の診断
潰瘍性大腸炎の原因はどこに?
癌高危険群を意識した上部消化管内視鏡検査
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