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[絶版となっております]
2002年11月刊行《新世紀の精神科治療》第1巻の普及・新装版である。
統合失調症治療学のわが国における具体化をまとめた診療学の書。統合失調症が多因子多段階的に発症に至る病気であること、早期に働きかけるほどその病態である精神的不自由を改善できるという視点に立って診療の全局面を論じていく。
目次
■序論
統合失調症患者診療の目標−自由と病気と生活
■統合失調症という疾患のダイナミズム
統合失調症成因の多様性と疾患過程のダイナミズム
統合失調症の病態形成と脳の発達
統合失調症病態で変化しやすいものと変化しにくいもの
統合失調症の罹患率に関する時間・空間的動揺について
統合失調症の生涯経過
■統合失調症患者のプロフィールと診療へのヒント
統合失調症患者の身体症状の特徴
統合失調症患者の抗精神病薬への反応の特徴
身体合併症にみる統合失調症患者の心身の特徴
統合失調症患者の行動や生活の特徴とICF
状況へのかかわりからみた統合失調症−裂開相と内閉相
統合失調症患者の人生行路
■患者と家族のQOL改善を目指す統合失調症診療計画
受診しない患者
初めて受診した患者
受診歴のある患者
初回入院患者
入院を繰り返す患者
入院超長期化問題への対応
暴力を振るう対応困難事例−チーム医療の重要性
統合失調症ハイリスク者の相談
■統合失調症診療における工夫とヒント
種々の治療段階や場面での薬物療法の工夫
生涯薬物(抗精神病薬)療法
ことばの処方−種々の症状や治療状況でのアドバイス集
文学にみる精神療法−統合失調症的な状態への対応
統合失調症を病みながらも創造的であった人々
初診から外来治療および入院治療の実務のポイント─ケースレポートに沿って
向精神薬投与に関する裁判例
統合失調症診療をめぐる法の隙間
Nakayama Shoten Co., Ltd.