小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
8 病の自然経過と精神療法
新世紀の精神科治療[新装版]
編集:新宮一成(京都大学)
B5判 並製・カバー
308頁
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-521-73087-5
発売日 2009/02
品切れ
[絶版となっております]
2003年3月刊行《新世紀の精神科治療》第8巻の普及・新装版である。
精神病において精神療法が壁にぶつかるのは、精神病が自然の中に原因を持つからであると考えられてきた。しかし、言語を介した人間の相互作用も自然の一部であるとすれば、その壁はむしろ、精神療法実践の新しい概念化を探る手がかりとなる。本巻では、自然と言語のせめぎあいの中に精神療法本来の道を見出す試みがなされている。
目次
■精神療法から精神科医療を問う
精神療法にとっての自然
病の自然経過とその物語的構成−精神科臨床における民族誌的アプローチ
心身相関の問題と精神療法−心身のトポロジーに変化をもたらす精神療法の可能性
■時間の中で病の運動を再構成する
壁を抜ける患者と治療者−統合失調症の場合
性格はすでに病であるのか?−気分障害と性格
統合失調症の「自然経過」と「人間関係」−医学モデルと他者概念の位置付けのために
言語化された自然
■自然経過と主体性の運命
スキゾフレニアと主体の死−再生のための道標
病の経過を振り返る−統合失調症の症例を中心に
書籍案内
各種ご案内
会社案内
財団
Nakayama Shoten Co., Ltd.