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統合失調症やうつ病,あるいは認知症などの脳器質性疾患や症状性精神疾患など,睡眠障害はほとんどの精神疾患で認められるが,その状態や治療法は各疾患により異なる.本書では,それぞれの精神疾患における睡眠障害について,その傾向と対策,とくに具体的な治療法を明示し,精神科医療に携わる専門医の知識と技能に役立つ内容を詳述.また,睡眠研究の歴史やさまざまなトピックスなども掲載.
目次
Ⅰ 精神科でみられる睡眠障害の臨床
1.精神科における不眠の鑑別診断 (田ヶ谷浩邦)
2.過眠症の鑑別診断と治療 (本多 真)
3.器質性精神障害における睡眠障害 (千葉 茂)
4.統合失調症の睡眠障害の特徴と治療 (山下英尚)
5.うつ病の睡眠障害への対応 (武村 史,神林 崇)
6.不安障害の不眠とその治療 (谷村洋平,江村成就)
7.不眠症の治療 (山寺 亘,伊藤 洋)
8.夜間異常行動の鑑別 (金野倫子,内山 真)
9.睡眠時無呼吸症候群 (井上雄一)
10.周期性四肢運動障害 (水野創一,堀口 淳)
11.むずむず脚症候群 (水野創一,堀口 淳)
12.概日リズム睡眠障害の診断と治療 (池田幸司,山田尚登)
13.高齢者および認知症での睡眠障害 (三島和夫)
Ⅱ 睡眠のトピックス
1.睡眠研究の歴史 (粥川裕平)
2.うつ病の睡眠障害の特徴 (小曽根基裕,青木公義)
3.うつ病の睡眠操作による治療法 (内山 真)
4.統合失調症と睡眠および夢研究 (中島 亨)
5.小児・学童期の睡眠障害 (福田一彦)
6.睡眠障害治療に用いられる薬物 (金井裕彦)
7.ストレスと睡眠 (土井由利子)
8.睡眠と精神機能 (清水徹男)
9.女性の睡眠および概日リズム (土居裕和,篠原一之)
10.向精神薬の睡眠構築への影響 (内村直尚,小鳥居望)
11.睡眠調節の仕組み (亀井雄一)
12.精神疾患における睡眠指導 (梶村尚史)
13.睡眠障害の疫学的知識 (兼板佳孝)
14.終夜睡眠ポリグラフ検査結果の見方 (杉田義郎)
15.睡眠と記憶の関連 (栗山健一)
16.睡眠と生活習慣病 (角谷 寛)
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.