小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
細分化された小児専門分野の診断・治療を手際よく進めるために,標準検査のフローを症状ごとにまとめた.
本書は症状発現から治療開始までの時間をいかに短縮し予後改善を図るか,現状をふまえた検査項目の選び方と基準値・異常値の読み方,そして年齢別・体格別にみた解釈が診察室で役立つツールとなる.
目次
1章 全身にかかわる主要症候
発熱 (横田俊平,菊地雅子,原 拓磨)
発疹,紅斑 (赤城邦彦)
意識障害,失神 (関口幸男)
ショック (阿部世紀)
脱水と浮腫 (櫻井淑男)
不機嫌 (松原知代,古川 漸)
頭痛 (藤田光江)
胸痛 (佐野哲也)
腹痛 (中山佳子)
四肢痛,骨痛,関節痛 (石黒 精)
不定愁訴 (天野芳郎)
体重増加不良,摂食障害 (青沼架佐賜)
乳児特有の症候 (松岡高史)
思春期特有の症候 (西村貴文)
2章 循環器
不整脈豊原啓子,中西敏雄68
チアノーゼ香取竜生72
心音の異常と心雑音安河内 聰76
心不全岩崎 康80
血圧の異常鈴木啓之84
3章 呼吸器
呼吸困難,多呼吸,呼吸異常赤澤陽平,廣間武彦,中村友彦88
咳嗽,喘鳴,肺音の異常伊藤靖典,足立雄一92
睡眠時無呼吸福山哲広96
喀痰,喀血蔵田洋文,平井克樹98
繰り返す気道感染症小林法元102
4章 血液・免疫・腫瘍
貧血福島啓太郎106
易感染,免疫不全金兼弘和112
出血傾向,血栓傾向瀧 正志116
リンパ節腫脹坂下一夫119
固形腫瘍福島 敬122
アレルギー藪原明彦
5章 神経・筋
けいれん (岩崎裕治)
麻痺,失調 (市川元基)
めまい,立ちくらみ (笛木 昇)
筋力低下,筋緊張亢進 (近藤章子)
睡眠関連疾患 (小沢 浩,神山 潤)
学習・行動の問題 (平林伸一)
発達の遅れ (金村英秋)
6章 消化器
腹部膨隆 (井田孔明)
嘔吐 (横田俊一郎)
下痢,便秘 (横田俊一郎)
黄疸 (箕輪 圭,鈴木光幸)
吐血,下血 (髙見澤 滋)
7章 内分泌・代謝
身長・体重の異常 (大薗恵一)
思春期早発症,思春期遅発症 (堀川玲子)
低血糖,高血糖 (竹内浩一)
8章 腎・泌尿器
血尿,タンパク尿 (郭 義胤)
腎不全 (幡谷浩史,本田雅敬)
排尿障害(頻尿,尿失禁,夜尿症),排尿痛 (西澤秀治)
9章 皮膚
湿疹,皮膚炎 (新関寛徳)
皮膚色素異常,毛髪・爪の異常 (馬場直子)
10章 頭頸部
頭蓋内病変 (重田裕明)
頭蓋と顔貌形態の異常 (野口昌彦)
眼球・眼瞼の異常 (飯島裕幸)
耳痛,耳漏,難聴 (工 穣)
11章 四肢
筋骨格系の異常 (藤岡文夫)
12章 社会医学
不登校 (石田修一)
虐待 (稲葉雄二)
終章 最後に忘れてはならない疾患
代理ミュンヒハウゼン症候群 (宮本信也)
付表
救急室・集中治療室での敗血症治療プロトコール
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.