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腫瘍の診断において中心的役割をつとめる病理診断は,画像医学の進歩とともにその重要性を増している.本書では,病理医,臨床医が互いに理解を深められるよう,病理診断の基本が解説してある.また,鑑別診断の章では疾患別にフローチャートを用意し,鑑別すべき病理像も豊富に掲載し,病理医だけでなく,臨床の医師にも活用しやすい,実用のための書籍となっている.
目次
1章 病理診断の流れとポイント
悪性リンパ腫の診断 (青笹克之)
2章 診断のための基本知識
免疫組織化学 (蓮井和久)
フローサイトメトリー (安水良知)
クローン性解析 (小原正治)
病変の広がり(病期)-PET (畑澤 順)
病理診断と治療 (玉置広哉,小川啓恭)
3章 リンパ球増殖疾患の鑑別診断
反応性疾患
洞組織球症 (大澤政彦)
単純性リンパ節炎 (山内 周)
組織球性壊死性リンパ節炎 (千原 剛,森井英一)
結核性リンパ節炎 (平塚拓也)
その他のリンパ節炎 (森井英一,千原 剛)
リンパ濾胞過形成 (堀江 靖)
Castleman病 (中塚伸一)
腫瘍性疾患-Hodgkinリンパ腫
Hodgkinリンパ腫 (中塚伸一,水木満佐央)
腫瘍性疾患-非Hodgkinリンパ腫・B/T細胞性
前駆B/T細胞性リンパ芽球性白血病/リンパ腫 (青笹克之,和田直樹,水木満佐央)
腫瘍性疾患-非Hodgkinリンパ腫・B細胞性
慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 (稲垣 宏,楠本 茂)
リンパ形質細胞性リンパ腫 (稲垣 宏,楠本 茂)
形質細胞腫 (森井英一,中道尚人)
濾胞性リンパ腫 (青笹克之,堀 由美子,水木満佐央)
マントル細胞リンパ腫 (松野吉宏)
辺縁帯B 細胞性リンパ腫 (稲垣 宏,楠本 茂)
びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫 (青笹克之,水木満佐央)
原発性滲出液リンパ腫 (片野晴隆,佐多徹太郎)
Burkittリンパ腫 (松野吉宏)
腫瘍性疾患-非Hodgkinリンパ腫・T/NK細胞性
成人T細胞白血病/リンパ腫 (蓮井和久,宇都宮 興,瀬戸山 充)
節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻腔型/非鼻腔型 (青笹克之,和田直樹,水木満佐央)
血管免疫芽球性T細胞リンパ腫 (竹下盛重)
退形成性大細胞性リンパ腫 (竹下盛重)
末梢性T 細胞リンパ腫,非特異型 (青笹克之,藤田茂樹,水木満佐央)
腸管症型T細胞リンパ腫 (蓮井和久,北島信一,魚住公治)
皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫 (竹下盛重)
皮膚T 細胞リンパ腫 (中塚伸一)
免疫不全関連リンパ球増殖疾患 (青笹克之,水木満佐央,池田純一郎)
ランゲルハンス細胞組織球増殖症 (村上一郎,林 一彦,森本 哲)
4章 病理検体の取り扱い
リンパ節生検材料の取り扱い (森井英一)
5章 症例の実際
症例1 リンパ腫の再発 (和田直樹,青笹克之)
症例2 多彩な組織像を示すリンパ球増殖疾患 (堀 由美子,青笹克之)
症例3 Hodgkinリンパ腫か末梢性T細胞リンパ腫か (千原 剛,青笹克之)
症例4 clear cellの出現 (池田純一郎,青笹克之)
症例5 鼻閉により発症した悪性リンパ腫 (藤田茂樹,青笹克之)
参考文献
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.