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皮膚に肉芽腫性病変をきたす疾患について,病因・病態から診断・治療まで全般的に解説する.代表的疾患であるサルコイドーシスでは,皮膚病変はもとより,病因論や他臓器病変などの診療のために皮膚科医が知っておくべき事項にも項目を割いている.そのほかの非感染性肉芽腫(環状肉芽腫,AEGCG,リポイド類壊死症など)に加え,抗酸菌や真菌による感染性肉芽腫についても詳述している.
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目次
Ⅰ 総論
1.肉芽腫の形成機序 (内藤 眞)
Ⅱ サルコイドーシス
疫学
2.サルコイドーシスの疫学 (山口哲生)
診断
3.サルコイドーシスの診察手順 (岡本祐之)
病因・病態
4.サルコイドーシスの病因 (江石義信)
5.サルコイドーシスと疾患感受性遺伝子 (山口悦郎)
6.サルコイドーシスの病態 (猪俣 稔,吾妻安良太)
7.サルコイドーシスと免疫 (水野可魚)
皮膚病変
8.皮膚病変の分類 (澤田美月)
9.結節型皮膚サルコイド (高橋一夫)
10.局面型皮膚サルコイド (三井田 博)
11.びまん浸潤型皮膚サルコイド (永井弥生)
12.皮下型皮膚サルコイド (筬井泰江)
13.その他の皮膚サルコイド (濱崎洋一郎)
14.瘢痕浸潤 (加藤典子)
15.結節性紅斑 (中村晃一郎)
16.皮膚病変の病理組織 (岡本祐之)
他臓器病変
17.サルコイドーシスの肺病変 (杉山幸比古)
18.サルコイドーシスの眼病変 (宮永 将,望月 學)
19.サルコイドーシスの心病変 (森本紳一郎,加藤靖周,依田竜二)
20.サルコイドーシスの神経病変 (西山和利)
21.サルコイドーシスの筋病変 (熊本俊秀)
22.サルコイドーシスのその他の病変 (立花暉夫)
特殊なサルコイドーシス
23.Blau症候群と若年発症サルコイドーシス (金澤伸雄)
24.Heerfordt症候群 (山﨑文和)
25.Lofgren症候群 (太田洋充,貫和敏博)
治療・臨床経過・予後
26.サルコイドーシスの治療(1)内科の立場から (長井苑子)
27.サルコイドーシスの治療(2)皮膚科の立場から (水野可魚)
28.サルコイドーシスの臨床経過・予後 (榎本紀之,乾 直輝,須田隆文,千田金吾)
Ⅲ 環状肉芽腫
29.環状肉芽腫の概念と病因 (末木博彦)
30.環状肉芽腫の臨床症状 (植田郁子)
31.環状肉芽腫の病理組織 (福本隆也)
32.環状肉芽腫の治療と経過 (馬渕智生)
Ⅳ annular elastolytic giant cell granuloma(AEGCG)
33.annular elastolytic giant cell granuloma(AEGCG)の概念と病因 (太田智秋)
34.annular elastolytic giant cell granuloma(AEGCG)の臨床症状と病理組織 (浅井 純)
35.annular elastolytic giant cell granuloma(AEGCG)の治療と経過 (寺木祐一)
Column【症例紹介】 糖尿病患者にみられたAEGCG (寺木祐一)
Ⅴ リポイド類壊死症
36.リポイド類壊死症の概念と病因 (人見勝博,伊崎誠一)
37.リポイド類壊死症の臨床症状と病理組織 (新井 達)
38.リポイド類壊死症の治療と経過 (井川 健)
Ⅵ 肉芽腫性口唇炎
39.肉芽腫性口唇炎の概念と病因 (江藤宏光,勝岡憲生)
40.肉芽腫性口唇炎の臨床症状と病理組織 (石河 晃)
Column【症例紹介】 肉芽腫性口唇炎 (石河 晃)
41.肉芽腫性口唇炎の治療と経過 (大谷稔男)
Ⅶ その他の肉芽腫
42.リウマトイド結節 (山本俊幸)
43.異物による肉芽腫 (堀口裕治)
Column【症例紹介】 異物肉芽腫 (堀口裕治)
44.悪性腫瘍による肉芽腫:腫瘍随伴性サルコイド反応 (爲政大幾)
45.血管炎と肉芽腫 (陳 科榮)
46.真菌による肉芽腫 (望月 隆)
47.抗酸菌による肉芽腫 (人見勝博,伊崎誠一)
48.BCG接種後の副反応:肉芽腫を中心に (又吉武光)
49.顔面播種状粟粒性狼瘡 (川名誠司)
50.肉芽腫性酒皶 (上尾礼子)
51.皮膚コレステリン肉芽腫 (田嶋安紀)
52.帯状疱疹後肉芽腫 (稲岡峰幸)
References
Index
Nakayama Shoten Co., Ltd.