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代表的な皮膚疾患との鑑別に着目し,症候群を疑う手がかりを明示した,わかりやすい構成.
それぞれの症候群は概念・定義,病因,臨床症状から鑑別診断,治療まで,写真を多用し,ていねいに解説した.
また同義語やOMIM,皮膚症状や全身症状,キーワードも掲載.皮膚科医の日常診療の迷いを払拭する待望の一冊.
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目次
Ⅰ アトピー性皮膚炎と考えたとき忘れてはならない症候群
1.反復する感染症から疑う高IgE症候群 (室田浩之)
2.結節性裂毛,曲折線状魚鱗癬から疑うNetherto症候群 (須賀 康)
3.慢性感染症と出血傾向から疑うWiskott-Aldrich症候群 (齊藤典充)
Ⅱ 手湿疹と考えたとき忘れてはならない症候群
4.手足の知覚異常を伴う皮疹と抗癌剤投与から疑う手足症候群 (大東淳子,加藤則人)
5.示指橈側の角化性病変から疑う抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体症候群 (松下貴史)
Ⅲ 蕁麻疹と考えたとき忘れてはならない症候群
6.口腔内刺激感から疑う口腔アレルギー症候群 (猪又直子)
7.発熱から疑う Schnitzler症候群 (調 裕次)
8.発熱および難聴,または中枢神経症状から疑うクリオピリン関連周期熱症候群 (藤澤章弘)
Ⅳ 環状紅斑と考えたとき忘れてはならない症候群
9.顔面の馬蹄形?環状浸潤性紅斑から疑うSjogren症候群 (室 慶直)
10.小水疱・びらん・痂皮を伴う環状?連圏状紅斑から疑うグルカゴノーマ症候群 (新山史朗)
Ⅴ 中毒疹と考えたとき忘れてはならない症候群
11.接触皮膚炎の症状があることから疑う接触皮膚炎症候群 (関東裕美)
12.特徴的な分布から疑う Gianotti-Crosti症候群 (落合豊子,森嶋智津子)
13.結膜充血,口腔内びらんから疑うStevens-Johnson症候群 (相原道子)
14.特徴的な顔貌と薬剤の種類から疑う薬剤性過敏症症候群 (狩野葉子)
Ⅵ 紅皮症と考えたとき忘れてはならない症候群
15.発熱,ショック,多臓器障害から疑うトキシックショック症候群 (十河香奈)
Column【症例紹介】 トキシックショック症候群 (十河香奈)
16.口囲・眼囲・間擦部の潮紅・びらんから疑うブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 (日野治子)
17.皺を避けた紅皮症から疑う丘疹-紅皮症 (杉田和成)
18.掌蹠の角化とリンパ節腫脹から疑うSezary症候群 (八木宏明)
Ⅶ 水疱症と考えたとき忘れてはならない症候群
19.皮疹の列序性配列から疑うBloch-Sulzberger症候群 (安田正人)
20.光線過敏,多形皮膚萎縮から疑うKindler症候群 (澤村大輔)
21.浸潤性紅斑から疑うWells症候群 (三井田 博)
Ⅷ 光線過敏症と考えたとき忘れてはならない症候群
22.顔面の蝶形様毛細血管拡張から疑うBloom症候群 (向井秀樹)
23.精神・身体発達遅延から疑うCockayne症候群 (森脇真一)
24.多形皮膚萎縮から疑うRothmund-Thomson症候群 (田子 修,石川 治)
Ⅸ 魚鱗癬と考えたとき忘れてはならない症候群
25.中枢神経症状から疑うSjögren-Larsson症候群 (内山真樹,三橋善比古)
26.紅皮症,中枢神経症状,発育遅延から疑うRud症候群 (川内康弘,大塚藤男)
27.Blaschko線に沿う魚鱗癬,骨異常から疑うConradi症候群 (茂木精一郎,石川 治)
Column【症例紹介】 Conradi症候群 (茂木精一郎,石川 治)
28.肝障害と精神発達遅延から疑うDorfman-Chanarin症候群 (秋山真志)
29.結節性裂毛,曲折線状魚鱗癬,アトピー様症状から疑うNetherton症候群 (須賀 康)
Ⅹ 表皮母斑と考えたとき忘れてはならない症候群
30.中枢神経系・骨格系異常から疑う表皮母斑症候群 (清島真理子)
31.小水疱を生じた経過と皮疹の列序性配列から疑うBloch-Sulzberger症候群 (安田正人)
Ⅺ 掌蹠角化症と考えたとき忘れてはならない症候群
32.歯周囲炎から疑うPapillon-Lefèvre症候群 (野村和夫)
33.絞扼輪から疑うVohwinkel症候群 (山本明美)
34.紅斑角皮症,角膜炎,難聴から疑うKID症候群 (金蔵拓郎)
35.四肢末端・耳介・鼻尖の乾癬様皮疹から疑うBazex症候群 (滝口光次郎,土田哲也)
Ⅻ 掌蹠膿疱症と考えたとき忘れてはならない症候群
36.多発性の骨病変から疑うSAPHO症候群 (小宮根真弓)
XⅢ 面皰と考えたとき忘れてはならない症候群
37.黄白色小結節と年齢から疑うFavre-Racouchot症候群 (石川牧子,十一英子)
XⅣ 白斑と考えたとき忘れてはならない症候群
38.前頭部白毛,難聴から疑うWaardenburg症候群 (吉澤順子,鈴木民夫)
39.白毛,ぶどう膜炎から疑うVogt-小柳-原田症候群 (宮城拓也,上里 博)
XⅤ 白皮症と考えたとき忘れてはならない症候群
40.出血傾向から疑うHermansky-Pudlak 症候群 (大磯直毅,鈴木民夫)
41.銀色の毛髪と露出部色素沈着から疑うChediak-Higashi症候群 (深井和吉)
XⅥ 皮膚萎縮と考えたとき忘れてはならない症候群
42.早老症状から疑うWerner症候群 (籏持 淳)
43.特異な顔貌から疑うHutchinson-Gilford症候群(プロジェリア) (倉持 朗)
44.部分的萎縮性瘢痕,柔らかい皮膚,関節過伸展から疑うEhlers-Danlos症候群 (峯垣裕介)
45.皮膚線条,長身,クモ状指から疑うMarfan症候群 (小林孝志)
46.頸部・腋窩の敷石状黄色局面から疑うGrönblad-Strandberg症候群 (宇谷厚志)
XⅦ 多形皮膚萎縮と考えたとき忘れてはならない症候群
47.網状色素沈着,爪甲萎縮,白板症から疑うZinsser-Cole-Engman症候群 (大竹直樹)
48.水疱形成,光線過敏から疑うKindler症候群 (澤村大輔)
49.光線過敏から疑うRothmund-Thomson症候群 (田子 修,石川 治)
XⅧ ポートワイン母斑と考えたとき忘れてはならない症候群
50.顔面の広範囲のポートワイン母斑から疑うSturge-Weber症候群 (太田有史)
51.下肢の広範囲のポートワイン母斑と患肢肥大から疑うKlippel-Trenaunay症候群 (中村貴之)
XⅨ 血管腫と考えたとき忘れてはならない症候群
52.大きく硬い紅色硬結から疑うKasabach-Merritt症候群(Kasabach-Merritt現象) (石川翔子,倉持 朗)
53.多発するゴム乳首様青色調血管腫から疑う青色ゴムまり様母斑症候群 (清原隆宏)
54.多発する血管腫,内軟骨腫から疑うMaffucci症候群 (出月健夫)
55.老人性血管腫様病変,色素沈着,多発性神経炎から疑うCrow-深瀬症候群(POEMS 症候群) (渡辺大輔)
56.口唇などの丘疹状毛細血管拡張と出血傾向から疑うOsler-Weber-Rendu症候群 (山岡俊文)
XX リンパ浮腫と考えたとき忘れてはならない症候群
57.紫紅色浸潤局面から疑うStewart-Treves症候群 (安井宏仁)
58.黄色爪と胸水から疑う黄色爪症候群 (岡本祐之)
XⅪ 黒子と考えたとき忘れてはならない症候群
59.口唇・指趾の小黒褐色斑から疑うPeutz-Jeghers症候群 (末木博彦)
60.口唇・指趾の小黒褐色斑から疑うLaugier-Hunziker-Baran症候群 (伊東秀記)
61.掌蹠の色素斑,脱毛,爪甲萎縮から疑うCronkhite-Canada症候群 (澤田美月)
62.汎発性黒子,奇形,心異常,難聴から疑うLEOPARD症候群 (大西誉光)
XⅫ 多発性皮膚腫瘍と考えたとき忘れてはならない症候群
63.脂漏性角化症の多発から疑うLeser-Trelat徴候 (市川 健)
64.脂腺腫瘍の多発から疑うMuir-Torre症候群 (安齋眞一)
65.毛包系腫瘍とアクロコルドンの多発から疑うBirt-Hogg-Dubè症候群 (石河 晃)
66.毛包上皮腫と円柱腫の多発から疑うBrooke-Spiegler症候群 (安田文世)
67.嚢腫の多発から疑うGardner症候群 (成澤 寛)
68.基底細胞癌と手掌小陥凹の多発から疑う母斑性基底細胞癌症候群(Gorlin-Goltz症候群) (緒方 大)
XXⅢ 人工皮膚炎と考えたとき忘れてはならない症候群
69.顔面の不整形潰瘍から疑うtrigeminal trophic syndrome (松立吉弘,久保宜明)
70.不自然な臨床像と転々と病院を移り変わる経過から疑うMunchhausen症候群 (澤田昌樹)
71.不可解な外傷から疑う被虐待児症候群(児童虐待) (木下綾子,須賀 康)
References
Index
Nakayama Shoten Co., Ltd.