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昨今の褥瘡ケアのトピックスである「体位変換のあり方」について、エビデンスをもとに、現状の問題点の提起と、望ましい方法論について解説している。不適切な体位変換やおむつ交換が原因で、なかなか治らない褥瘡症例を多数収載。これらの褥瘡の創面に表れた「悪化のサイン」「軽快のサイン」を明示しながら、行うべきケア・治療のポイントをまとめている。
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目次
Chapter 1 「体位変換」の意義を再考する
Section 1 体位変換の意味と意義─体位変換は静的外力を排除するが動的外力を加える─
Section 2 褥瘡の創のアセスメントと外力の影響
Chapter 2 創への影響(動的外力の排除)に配慮した体位変換の方法とそのエビデンス
Section 1 創に優しい「人の手による」体位変換
Section 2 自動体位変換マットレス(人の手による体位変換“なし”)の検討─オスカー─
Chapter 3 褥瘡治療に必要な知識と手法
Section 1 新しい局所治療法
Section 2 陰圧療法とメッシュ植皮(動的外力を完全排除する!)
Section +α 遊離植皮術と陰圧療法をめぐる謎
Section 3 デブリードメント
Section 4 知っておきたい褥瘡治療・ケア用品
Chapter 4 ケースが教える悪化のサイン・軽快のサイン
Section 1 深い褥瘡の治癒期間
Section 2 ケース紹介
[凡例] 褥瘡の模式図(シェーマ)のみかた
Case 1 [入院→在宅患者]思い切った褥瘡ケアが、超難物褥瘡を短期間に完治させたケース
Case 2 [入院患者]自動体位変換マットレスとアルファプラ ウェルピーで治したケース
Case 3 [在宅患者]尾骨・仙骨部に深い褥瘡のあるケース
Case 4 [入院患者]比較的早く治癒した踵にできた褥瘡のケース
Case 5 [入院患者]治療・ケアの修正で改善した仙骨部の褥瘡のケース
Case 6 [入院患者]創に優しい体位変換とフィブラストスプレー、スキンキュアパッドの使用で治癒したケース
Case 7 [入院患者]難治性褥瘡の典型である裂隙を治癒したケース
Case 8 [入院患者]裂隙+不適切なケアによる超長期経過のケース
Case 9 [在宅患者]エピソードが多かった深い尾骨部の褥瘡のケース
Case 10 [入院患者]人の手による体位変換“なし”の効果で治癒したケース
Case 11 [入院患者]急性炎症性ニューロパチーにより発症したポケットのある仙骨部褥瘡のケース
Case 12 [入院患者]治療中に新たな壊死組織が生じ、重症化したケース
Case 13 [在宅患者]ポケット切除、感染性壊死組織の除去により、比較的早く治癒したケース
Case 14 [入院患者]10数回の手術を受け、23年間悩まされた褥瘡が治った車椅子使用のケース
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.