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白血病/MDS診療は,革新的な分子生物学的解析手法によって,大きな変容を遂げている.
本書では,この最新の知見に基づいて,疾患概念や分類,検査などのほか,薬物や放射線,造血幹細胞移植などの完治をめざす治療法や支持療法について解説する.
また,治療各論として,白血病/MDSのタイプごとに,臨床試験の結果を踏まえた最適な治療法を詳述し,書名にある“ここまできた”が実感できる内容にまとめている.
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目次
第1章 総論
疾患概念と症侯・病態 (大竹茂樹)
疫学 (大竹茂樹)
発症機構
白血病幹細胞 (冨田章裕)
分子異常 (冨田章裕)
第2章 分類
分類 (波多智子)
第3章 検査・診断
一般検査 (通山 薫)
骨髄穿刺/骨髄生検 (通山 薫)
形態診断 (波多智子)
細胞化学的検査 (米山彰子)
細胞表面形質検査 (米山彰子)
遺伝・分子生物学的検査
染色体検査 (知念良顕,名越久朗,谷脇雅史)
クロナリティ解析 (知念良顕,名越久朗,谷脇雅史)
分子生物学的検査 (南谷泰仁)
第4章 治療総論
抗がん剤 (髙松 泰)
分子標的薬 (水木満佐央,金倉 譲)
放射線療法 (笹井啓資)
造血幹細胞移植
HLA適合とドナー選択 (神田善伸)
移植前処置 (神田善伸)
GVHDとGVL (豊嶋崇徳)
合併症 (中前博久)
第5章 治療各論
急性骨髄性白血病(non-APL)—寛解導入療法 (清井 仁)
急性骨髄性白血病(non-APL)—寛解後療法 (清井 仁)
再発・難治性急性骨髄性白血病(non-APL) (宮脇修一)
急性前骨髄球性白血病—初発 (竹下明裕)
急性前骨髄球性白血病—再発 (竹下明裕)
二次性(治療関連)白血病 (大場理恵,薄井紀子)
混合表現型急性白血病 (齋藤 健,薄井紀子)
急性リンパ性白血病 (non-Ph)—寛解導入療法 (早川文彦)
急性リンパ性白血病 (non-Ph)—寛解後療法 (早川文彦)
再発・難治性急性リンパ性白血病(non-Ph) (押川 学,秋山秀樹)
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病 (秋山秀樹,大橋一輝)
高齢者白血病 (宮腰重三郎)
低リスクMDS (松田光弘)
高リスクMDS (対馬秀樹,宮崎泰司)
小児急性骨髄性白血病 (足立壯一)
小児急性リンパ性白血病 (堀部敬三,秋田直洋)
初発慢性期の慢性骨髄性白血病 (田中宏和,松村 到)
イマチニブ抵抗性・不耐容の慢性期の慢性骨髄性白血病 (田中宏和,平瀨主税,松村 到)
移行期,急性転化期の慢性骨髄性白血病 (平瀨主税,田中宏和,松村 到)
慢性リンパ性白血病 (鈴宮淳司,井上政弥)
骨髄線維症 (亀田拓郎,下田和哉)
本態性血小板血症 (小松則夫)
真性赤血球増加症(真性多血症) (小松則夫)
第6章 支持療法
輸血
輸血製剤とその適応 (芦田隆司,松村 到)
輸血合併症 (芦田隆司,松村 到)
感染症対策
クリーン管理 (大島久美)
サイトカイン (大島久美)
感染症の予防 (森 毅彦,外山高朗)
感染症の治療 (森 毅彦,小橋澄子)
その他の合併症対策 (髙松 泰)
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.