日常よく見られる症候についてファーストコンタクトから診断までを，また遭遇することの多い一般的な疾患については診断から治療までを，フローチャートと図表を用いて解説．
実地医家の先生方が成書と併せて，机に常において学べる書籍をイメージしてつくられている．
なお，シリーズ全10冊中他の9巻と異なり，本巻のみ診療に特化した内容になっている．

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目次

1章　common disease診療の基盤
　common diseaseを診療すること　（草場鉄周）
　包括的なケア　（中川貴史）

2章　様々な症候への診断アプローチ
　発熱　（宮地純一郎）
　失神　（長　哲太郎）
　発疹　（佐藤弘太郎）
　頭痛　（八藤英典）
　視力障害・視野障害　（江口幸士郎）
　耳痛・聴覚障害　（安藤高志）
　めまい　（一瀬直日）
　咽頭痛　（中村琢弥）
　咳・くしゃみ・鼻水　（坂戸慶一郎）
　慢性咳嗽　（菅家智史）
　息切れ・喘鳴　（平山陽子）
　胸痛　（本村和久）
　心窩部痛・胸焼け　（小西徹夫）
　腹痛　（千葉　大）
　嘔気・嘔吐　（田中久也）
　下痢　（木田盛夫）
　便秘　（木田盛夫）
　下部尿路障害　（泉　京子）
　睡眠障害　（浜野　淳）
　抑うつ　（細田俊樹）
　不安　（細田俊樹）
　腰背部痛　（山田康介）
　膝痛　（成島仁人）

3章　一般的な疾患へのケア
　肺炎　（平野嘉信）
　気管支喘息　（中村琢弥）
　アレルギー性鼻炎・結膜炎　（森　洋平）
　副鼻腔炎　（上野暢一）
　心房細動　（三浦太郎）
　心不全　（中島　徹）
　高血圧症　（堀　みき）
　ウイルス性肝炎／肝硬変　（福井慶太郎）
　糖尿病　（永藤瑞穂，阪本直人）
　脂質異常症　（森下真理子）
　痛風　（北山　周）
　骨粗鬆症　（松田真和，井上真智子）
　甲状腺機能亢進症・低下症　（玉木千里）
　更年期障害　（小倉和也）
　貧血　（和田幹生）
　慢性腎臓病　（榎原　剛）
　尿路感染症　（渡邉力也）
　真菌感染症（白癬，カンジダ）　（堀　哲也）
　認知症　（吉田　伸）
　不安障害（パニック障害含む）　（村井紀太郎）
　パーキンソン病　（井階友貴）
　関節リウマチ　（向坊賢二，佐藤健太）
　肩関節疾患　（加藤光樹）
　変形性膝関節症　（成島仁人）
　捻挫・筋肉痛・骨折　（小嶋秀治）

付録　日常診療で利用できるアセスメントシート

文献

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