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初版から約6年が経ち,小児科医にとって発達障害はさらに深く,そして長く関わるテーマとなっている.
2013年にDSM-5が発表され,広汎性発達障害という総称が自閉症スペクトラム障害へと変更された.
また,ADHDに保険適用となったメチルフェニデートとアトモキセチンは成人まで使用可能となり,早期介入とともに,思春期以降も途切れなく治療・支援にあたることが前提となっている.
目次
1章 発達障害とは
発達障害とは (平岩幹男)
発達障害の原因と病態-最近の考え方 (宮本信也)
発達障害者支援法と障害者自立支援法 (平岩幹男)
特別支援教育の流れ (野村東助)
乳幼児健診と発達障害 (関 あゆみ)
幼稚園・保育園での発達障害児 (小林繁一)
小・中学校での発達障害児 (小林繁一)
IT・マスメディアの発達への影響 (谷村雅子)
2章 診断と治療
ADHDの診断基準 (安原昭博)
ADHDの二次障害 (安原昭博)
ADHDの薬物療法 (安原昭博)
自閉症の診断をめぐる問題点 (橋本俊顕)
高機能自閉症の診断基準 (渡辺慶一郎,金生由紀子)
高機能自閉症の二次障害 (渡辺慶一郎,金生由紀子)
高機能自閉症の薬物療法 (渡辺慶一郎,金生由紀子)
学習障害の診断基準 (平谷美智夫)
学習障害への対応 (平谷美智夫)
発達障害における診断の重なり (宮本信也)
発達障害とてんかん (小平かやの)
発達障害における睡眠関連病態と対応 (神山 潤)
発達障害の脳画像所見 (橋本俊顕)
解明された自閉症の原因遺伝子 (大野耕策)
米国の現状 (宮本信也)
3章 さまざまな対応
PARSの地域での臨床適応 (辻井正次,行廣隆次)
PT (岩坂英巳)
SST (岩坂英巳)
TEACCH (服巻智子)
ABA-VBを中心に (若井道子,平岩幹男)
PECS (園山繁樹)
HACプログラム (海野 健)
WISC-Ⅳとその使い方 (瀬尾亜希子,平岩幹男)
5歳児健診 (関 あゆみ)
4章 患者の会
JDDネット (田中康雄)
日本自閉症協会 (尾崎ミオ)
全国LD親の会 (矢作裕子)
アスペ・エルデの会 (辻井正次)
5章 社会経済的支援
社会経済的支援の現状 (平岩幹男)
発達障害者支援センターとは (田熊 立)
就学時健診と就学指導 (平岩幹男)
成人への支援 (平岩幹男)
就労支援 (佐藤賢治)
6章 DSM-5での発達障害の考え方
DSM-5と発達障害 (神尾陽子)
付表
1 PARS項目と評定 (橋本俊顕)
2 発達障害者支援センター一覧 (田熊 立)
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.