小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
さまざまなタイプのメンタルクリニック48例を3群・12タイプに分けて、その実践例を紹介。
先達の業績を偲びつつ、従来の病院外来では十分対応しきれなかった症例に意欲的に取り組むメンタルクリニックの多様な形態の現状と、今後の方向性を示すバラエティー豊かな実践指針。
関連書籍
目次
Ⅰ 地域に根ざして患者と家族を支える―地域ケア志向タイプ
A 地域密着型
先達の臨床活動と業績(1) 浜田 晋先生を偲ぶ―地域で暮らす患者とともに (竹中星郎)
先達の臨床活動と業績(2) おーい,フジサワ,どうしている―時代を彩ったひとり,藤澤敏雄を偲ぶ (吉川武彦)
B 地域ネットワーク重視型
メンタルクリニック開業から20年余の歩み―診療の楽しみと苦労 (石井一平)
精神障害者就労支援と精神科診療所 (田川精二)
藪医竹庵・駅前ただの医者開業?末記 (松﨑博光)
C 専門療法―リハビリ組織併設型
認知症高齢者を在宅で支える―精神科診療所のチャレンジ (三原伊保子)
D 往診重視型
往診と地域精神医療 (和迩秀浩)
ACT-K 高木俊介
E 小規模病棟併設型
ゆるゆる病棟の現状とこれから (佐藤順恒)
F 包括的地域ケア志向型
多機能型精神科診療所における精神科地域ケアと精神科リハビリテーション (窪田 彰)
Ⅱ この対象・治療法にこだわる―対象・治療法特化タイプ
G 特定年齢層特化型
子どもの精神科―私のクリニック (小倉 清)
私の子どもの精神科臨床 (川畑友二)
H 疾患特化型
発達障害の臨床 (田中康雄)
不安障害の臨床研究 (貝谷久宣)
強迫性障害の認知行動療法―個人療法,集団集中治療,サポートグループ (原井宏明)
睡眠クリニックのニーズと使命―現状と問題点,これからの未来像 (中村真樹, 井上雄一)
精神科クリニックで実践するてんかん診療 (伊藤ますみ)
性別違和を診るクリニック (針間克己)
ギャンブル障害の臨床 (森山成杉木)
クリニックにおける認知症の臨床の実際―特に「レビー小体型認知症」の診断と治療 (小阪憲司)
I 特定領域志向型
職場と主治医との連携を軸としたメンタルヘルス不調者の就労支援 (神山昭男)
女性に特化した復職支援プログラム―何を臨床は引き受けるか (西松能子)
女性医師と精神科クリニック (海老澤佐知江)
外来精神科医療における心理職との協働―理念・実際・経営 (鬼頭 諭)
J 薬物特化型
漢方薬による治療 (杵渕 彰)
K 特定精神療法特化型
家族療法 (中村伸一)
精神科クリニックにおける精神分析的な診療の実際 (鷺谷公子)
精神科外来診療における精神療法的アプローチ (鈴木 龍)
精神分析をふまえた診療の実際 (成田善弘)
日常診療で出会うこころと身体の境界領域の「人生」の治療―ユング心理学の立場から (石岡弘子)
クリニックにおける森田療法の実践と展望 (内村英幸)
外来森田療法専門クリニックの治療システムについて―現代的病態への対応 (北西憲二)
認知療法の実践―外来個人療法から復職デイケアまで (井上和臣,内海浩彦)
認知行動療法の実践 (吉田卓史)
クリニック臨床の工夫と楽しみ―実学派こころ医者・逍遥記 (原田誠一)
ホリスティックアプローチを取り入れた精神科クリニック (松薗りえこ)
認知・行動療法と森田療法の統合の試み―思春期・青年期臨床の立場から (竹田康彦)
強迫的行為に対する条件反射制御法の効果 (山田秀世)
先達の臨床活動と業績(3) 下坂幸三先生を偲ぶ (中村伸一)
先達の臨床活動と業績(4) 鈴木知準先生を偲ぶ (岩木久満子)
Ⅲ 自らの実践を持続し深める―従来の診療・研究の継続・発展タイプ
L 継続・発展型
病の意味を問い直す精神療法 (泉谷閑示)
統合失調症の簡易精神機能テスト (臺 弘)
歴史と精神医学,精神療法と自由診療 (小俣和一郎)
今日の精神科クリニックで診る「外来統合失調症,躁うつ病,うつ病とその周辺」 (笠原 嘉)
「官能的評価」が生み出す双方向性のダイナミズム―精神科臨床における“グリム兄弟”をめざして (熊木徹夫)
精神科クリニックでの診療と臨床研究の実践 (鈴木二郎)
クリニックの開業 (星野 弘)
ネオヒポクラティズムとレジリエンス―回復論的な治療思想と疾病抵抗モデル (八木剛平)
Nakayama Shoten Co., Ltd.