小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
10万例以上の急性期脳卒中患者の登録データを集計した最新版.大規模データならではの多角的な解析で日本の脳卒中の現状を浮き彫りにする.
登録開始から13年以上を経て年次推移も追えるようになり,超高齢社会の問題点や脳ドックによる予防効果,新薬による治療効果などを,具体的な数値と視覚的なグラフ・表を豊富に用いて解説.
日々の診療や臨床研究に欠かせない貴重なデータブック.
関連書籍
目次
第1部 脳卒中急性期患者データベースの概要
1.日本脳卒中データバンクの誕生からの歩みと今後
2.脳卒中急性期患者データベースにおける標準化項目の解説
3.脳卒中急性期患者データベース(Version 6.0)(FileMaker Pro 11)入力画面
第2部 脳卒中診療のエビデンス
[1] 急性期脳卒中の実態
1.病型別・年代別頻度
2.脳血栓と脳出血の月別(季節別)にみた発症頻度
3.病型別,男女別にみた発症の日内・週内変動
4.脳卒中の病型別・重症度別来院方法と発症-来院時間
5.脳卒中の病型別にみた初発神経症状の頻度
6.病型別にみた入院時重症度と退院時予後の関係
7.発症から来院までの時間の地域間比較
8.加齢医学の面からみた脳卒中
9.病型別にみた脳卒中家族歴と危険因子の関係
10.脳卒中急性期死亡例の解析
11.病型別にみた脳卒中既往歴と予後
12.入院後進行と再発における病型別の頻度と予後 (脳梗塞,脳出血)
13.病型別にみた飲酒と喫煙の影響−性別,他の危険因子との関係も含めて
14.動脈解離による脳梗塞,くも膜下出血の病態・治療・予後
15.急性期リハビリテーションの実施状況と予後
[2] 急性期脳梗塞の実態
1.脳卒中データバンクにおける虚血性脳卒中病型別頻度の経年的推移
2.病型別にみた脳梗塞危険因子とその13年間の推移
3.心房細動(一過性と持続性)の年代別・性別頻度および発症前抗血栓薬服用頻度
4.心房細動(発作性と持続性)における重症度,予後等の相違
5.心房細動例におけるCHADS2スコアと重症度,予後
6.卵円孔開存の頻度と発症病型
7.非心原性脳梗塞における入院後進行と再発に対する危険因子
8.出血性脳梗塞:頻度・重症度・血栓溶解療法との関係
9.心原性脳塞栓における出血性梗塞重症度とearly CT sign,ASPECTS,予後
10.病型別にみた脳血管狭窄性病変と重症度・予後
11.脳梗塞の重症度・予後と血圧変化
12.脳梗塞と脂質異常症−病型別頻度,重症度・予後・頭蓋内外主幹脳動脈狭窄への影響
13.脳梗塞と糖尿病−病型別頻度,重症度・予後・血管狭窄への影響
14.脳梗塞における脳室周囲高信号域と重症度,予後の関係
15.陳旧性脳血管病変の有無と重症度,予後
16.脳梗塞の脳血管狭窄・閉塞の部位別,病型別頻度
17.脳梗塞における保険適応治療薬の病型別使用頻度とその年次別変化
18.t-PA静注投与群の病型別頻度と重症度別退院時転帰−発症3時間以内例と比較
19.内頸動脈塞栓(心原性)急性期のt-PA静注療法の頻度と結果ー他部位閉塞との比較
20.t-PA静注投与群の退院時予後に影響を与える因子−発症-投与時間,発症前脂質異常症治療含む
21.オザグレル投与群と抗トロンビン薬投与群および併用の予後解析
22.オザグレルと脳保護薬(エダラボン)併用療法
23.脳梗塞における抗トロンビン薬と脳保護薬(エダラボン)併用療法
24.TIA・脳梗塞における急性期(7日以内)抗血小板療法 (内服)の有無と予後
25.心原性脳塞栓における発症前抗血栓療法と出血性梗塞の頻度, 重症度,予後
26.脳梗塞における血栓溶解療法:t-PA静注,選択動注の比較
27.t-PA静注と脳保護薬(エダラボン)併用療法
28.脳梗塞における外科的治療(血管内手術含むすべて)の内訳と頻度
29.頭蓋外血管狭窄に対するCEA,CASの解析
30.脳梗塞における発症前抗血栓薬の頻度,重症度,予後の関連
31.BADと診断された例の特徴とラクナ梗塞,アテローム血栓性梗塞との比較
32.その他の脳梗塞の解析
33.大動脈アテローム血栓由来塞栓の臨床と画像所見
34.脳梗塞における心血管検査実施状況と所見
35.動脈解離による脳梗塞の特徴
36.病型別,重症度別,年代別,性別にみたリハビリテーション開始時期と予後
[3] 脳出血の実態
1.脳卒中データバンクにおける出血性脳卒中病型別頻度の13年間の推移
2.脳出血の原因別・部位別・年代別・性別頻度
3.地域別にみた脳出血の発症年齢,性差,治療,予後
4.脳出血重症度別頻度・手術加療頻度・手術加療群と保存的加療群の予後比較
5.高血圧性脳出血予後に関する予知因子
6.高血圧性脳出血における入院時重症度(NIHSS,JSS)と予後の関係
7.脳出血の重症度・予後と血圧の関係
8.発症前抗血栓薬服用と脳出血重症度,入院後進行,転帰の関係
9.高血圧性脳出血の危険因子としての飲酒,喫煙−他の危険因子との関係を含めて
10.脳室穿破,水頭症の頻度と出血部位,危険因子との関係
11.高血圧性脳出血における白質病変,陳旧性病変の有無と重症度,予後との関係
[4] くも膜下出血の実態
1.くも膜下出血をきたした破裂脳動脈瘤の疫学−大きさ,部位,年齢,性差,年齢別性差,および内科的合併症の頻度に関する解析
2.くも膜下出血の重症度分類と部位別・CT所見別頻度
3.地域別にみたくも膜下出血の発症年齢,性差,治療,予後
4.くも膜下出血の重症度と予後に関する国際比較
5.脳血管攣縮の頻度と予後
6.くも膜下出血の予後に関連する予知因子
7.脳動脈瘤の直達手術と血管内治療の頻度と予後
8.くも膜下出血の退院時予後に対する喫煙,飲酒,高血圧などの関与
9.くも膜下出血の家族歴の頻度−性別,部位別,家族性の特徴を含めて
10.くも膜下出血における未破裂脳動脈瘤合併の頻度,部位別などの解析
11.くも膜下出血における水頭症の合併頻度と予後に与える影響
第3部 脳卒中急性期患者データベースの付加価値
1.電子カルテからの半自動取り込みによる継続入力システムの活用
2.島根大学電子カルテ情報転送取込システムの手順解説
3.『脳卒中治療ガイドライン』の作成と急性期脳梗塞治療の検証
4.脳卒中入院台帳の病院脳卒中データベースとしての利用価値
5.病院前脳卒中救急データベースとの連携
6.地域連携パスデータベースの活用と連携
7.DPCデータ取り込みの意義と活用法
8.リハビリテーション患者データベースとの連携と活用
日本脳卒中データバンク運営細則
日本脳卒中データバンク登録症例ランク別施設一覧
Nakayama Shoten Co., Ltd.