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リハビリテーション専門職にとって必須の「評価法」を実践レベルで解説。既存本にあるような教科書的な解説でなく、臨床現場で活用する際の知識・スキルを、Hop(基本となる知識)?Step(より離解を深めよう)?Jump(臨床で本当に役立つ知識)の3段階に分け、習熟度や経験に合わせて無理なく、効率よく活用できるよう構成している。日常よく用いている評価法を、真に「手のうちに入れる」ために必須の一冊。
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目次
1章 評価の意味を考える (玉木 彰)
1 問題点をみつけるために評価をする
2 評価が目的ではない.評価から得られたことをどう活かすかを考える
2章 実践で役立つ医療面接(問診)の仕方 (高橋仁美)
1 医療面接(問診)のポイント
2 「ボトムアップ」と「トップダウン」の2つの評価過程
3 医療面接(問診)における傾聴
3章 リハビリテーションに活かす評価
1 バイタルサイン (高橋仁美)
脈拍
血圧
呼吸
体温
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 バイタルチェック中に意識消失!?
2 緊急時,脈はどこでとる?
3 ショックの見極め方
4 血圧の左右差がある場合にどうするか?
5 上肢での血圧測定を避けたほうがよい患者は?
6 脈圧や平均血圧から読み取れること
7 聴診間隙にだまされない!
8 会話の状態から呼吸数が推定できる
9 呼吸の評価は3点セットで
10 呼吸数は急変を予測する一番の指標
11 高齢者の微熱を軽くみない
12 発熱時には体温以外のバイタルにも注意する
2 形態計測 (高橋仁美)
身長
体重
体格指数
皮脂厚
四肢長
断端長
周径
(1)胸囲
(2)腹囲
(3)四肢周径
(4)断端周径
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 立位で測定できない患者の身長をどう求めるか?
2 四肢切断者の実体重をどう求めるか?
3 寝たきりの患者の体重をどう求めるか?
4 高齢者のBMIをどう捉えるか?
5 皮脂厚を正確に測定するためのポイント
6 四肢長を正確に測定するためのポイント
7 周径データの応用例:胸郭拡張差の測定
8 腹囲とBMIの関連
9 四肢周径の測定で精度を高めるポイント
10 断端周径の測定とコンプレッション値
3 関節可動域測定(ROM-T) (高橋仁美)
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 間違いやすい「回内」と「回外」
2 肩関節屈曲の測定時の注意
3 測定の前にスクリーニングを行う
4 膝関節の屈曲を目測してみよう
5 肘関節の屈曲も目測してみよう
6 肩関節の可動域制限:肢位による内外旋の制限因子
7 可動域改善のためのアプローチ(1):結髪・結帯動作
8 可動域改善のためのアプローチ(2):肘関節の例
9 下腿三頭筋の短縮の評価
10 ハムストリングスの短縮の評価
11 大腿四頭筋の短縮の評価(Ely test)
12 腸腰筋の短縮の評価(Thomas test)
13 動作観察による関節可動域評価
14 距離法による関節可動域の評価
15 代償運動が生じたときの「固定」の注意点
16 筋緊張による影響を緩和させる
4 徒手筋力検査(MMT) (高橋仁美)
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 測定前にまず,筋力を“予測”する
2 拮抗筋の状態を確認する
3 テスト部位を急激に圧迫してはいけない
4 抵抗のかけ方のポイント
5 術後患者への抵抗のかけ方
6 最大筋力の評価法
7 測定の精度を上げるための工夫
8 筋力のおおよその見立て方
9 代償運動がみられた場合にどうするか?
10 対応の難しい患者の場合
11 検査の実施が困難な患者の場合
5 痛みの評価 (高橋仁美)
痛みの分類
痛みの強度
痛みの性質
痛みの局在性
疼痛閾値
痛みによる行動変容
痛みの心理的要因
痛みのQOL評価
問診
視診(観察)
運動検査
触診
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 いくつかの方法を組み合わせて評価する
2 どの時点からが「慢性痛」か?
3 痛みを客観的に表示する
4 痛みの包括的評価
5 覚えておきたい「痛み」に関する表現
6 「痛みの原因」と「痛みそのもの」を分けて評価する
7 認知機能が低下した患者に使用可能な尺度
8 痛みを訴えられない患者の評価
9 痛みの評価で今後求められること
6 感覚検査 (玉木 彰)
触覚<表在感覚>
痛覚<表在感覚>
温度覚<表在感覚>
運動覚<深部感覚>
位置覚<深部感覚>
振動覚<深部感覚>
立体感覚<複合感覚>
2点識別覚<複合感覚>
皮膚書字覚<複合感覚>
痛み・しびれ<異常感覚>
めまい<異常感覚>
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 感覚は「感情」や「環境」にも影響される
2 脳卒中患者の痛みとしびれ
3 人工関節置換術後患者の感覚障害に注意する
4 脊髄損傷患者に対する感覚検査
5 深部感覚とバランス機能
7 反射検査 (玉木 彰)
深部(腱)反射
表在反射
病的反射
クローヌス(間代)
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 反射を利用した治療法
2 反射の減弱・消失時には反射増強法を実施する
3 バビンスキー反射の変法
4 ホフマン反射とトレムナー反射の違い
8 筋緊張検査 (玉木 彰)
安静時筋緊張検査
他動運動での筋緊張検査
動作時筋緊張検査
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 「 姿勢反射」のメカニズム
2 「 ジャックナイフ現象」「歯車様現象」とはどんな状態か?
3 パーキンソン病患者では,薬のon・off時で筋緊張がまったく異なる
4 脳卒中では,急性期の筋緊張低下から,経過に伴って徐々に筋緊張の変化がみられる
5 筋緊張の低下・亢進が動作に与える影響
9 日常生活活動(ADL)検査 (玉木 彰)
基本的ADL
手段的ADL
疾患特異的ADL
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 ADL検査では実際に動作を見たうえで判断する
2 「できるADL」と「しているADL」との間にはギャップがある
3 ADL評価表の点数が満点だったら,「問題がない」と言えるのか?
4 どう可能なのか,どう不可能なのかをしっかり評価する
5 包括的評価表では,疾患に関係するADL能力が把握できない
10 姿勢・動作・歩行の観察・分析 (玉木 彰)
姿勢
(1)立位姿勢
(2)座位姿勢
動作
(1)背臥位からの寝返り
(2)背臥位からの起き上がり
(3)座位からの立ち上がり
(4)ベッド上(座位)から車椅子への移動
歩行
(1)歩き始め—立位からの一歩踏み出し
(2)歩行
JUMP 実践で使えるスキルを身につけよう
1 パーキンソン病患者の歩行の特徴
2 運動失調のある患者の歩行の特徴
3 大腿四頭筋麻痺(筋力低下)のある患者の歩行の特徴
4 前脛骨筋麻痺のある患者の歩行の特徴
5 疼痛性跛行の特徴
6 立ち上がりの介助(重心移動)をする際のポイント
7 歩行練習の際の重心の誘導
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.