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生後2か月から始まるワクチンラッシュ.一人ひとり健康状態が違う子どもに確実に免疫をつけるためにはどのように実践すればいいのか.
ひと目でわかる接種スケジュール,併用薬剤の注意,アレルギー児・けいれん既往児など要注意者への対応,副反応の報告,起こりやすい誤接種.わかりにくい予防接種法を噛みくだき,まるでコンシェルジュのように接種医の困り事を解決します.
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目次
Part 1 予防接種の基本とスケジュール
予防接種の変遷と近年の動向
予防接種法―制定当時は義務接種
感染症流行の推移
予防接種健康被害の救済
個人の意思の尊重-義務接種から勧奨接種へ
高齢者とインフルエンザワクチン
新型インフルエンザ発生(2009年)の教訓から
「ワクチン・ギャップ」の解消と予防接種の総合的な推進-2013年4月の改正
「ワクチン・ギャップ」のさらなる解消に向けて-2014年以降
予防接種の種類
定期接種と任意接種
生ワクチンと不活化ワクチン
有効性
有効率―疾病予防効果
ワクチンの有効率と相対危険
検定,区間推定(95%信頼区間)
免疫原性と抗体価
抗体価の測定方法と最低防御閾値
安全性
ワクチンによる副反応
副反応の報告制度と報告基準
副反応報告制度
副反応報告基準
予防接種健康被害救済制度
接種スケジュール
望ましい接種スケジュールとは?
生後2 か月に接種を開始する
定期接種も任意接種も大切である
同時接種の推奨
追加免疫を忘れずに
過去にかかったかもしれない病気
接種時期を逃した場合の対処
異なるワクチンの接種間隔
生ワクチンの接種後
不活化ワクチンやトキソイドの接種後
同時接種
疾病罹患後の接種
同時接種
「同時接種」とは
同時接種の接種部位
どうして「同時接種」が必要?
同時接種の利点
同時接種の懸念事項
併用薬剤に関する注意事項
併用薬剤とワクチン
有効性と安全性への影響
個々の薬剤について
副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬
免疫グロブリン製剤や血液製剤
皮下注射と筋肉内注射
日本の接種経路の現状
皮下注射と筋肉内注射
Part 2 接種の実際
接種の実施
接種の手順
予診
診察
接種
接種の記録
副反応の観察
ワクチンの保管
ワクチンの廃棄
接種に際しての注意事項
接種要注意者への対応
心臓血管系疾患
腎臓疾患
臓器移植・免疫不全宿主
HIV感染者
過去にけいれんの既往のある者
重症心身障害児(者)
早産児・低出生体重児
予防接種で接種後2 日以内に発熱のみられた者
アレルギーのある者
鶏卵由来成分に対するアレルギー
その他の成分〔乳由来成分/チメロサール/抗菌薬/ゼラチン/ラテックス〕
結核の予防接種:過去に結核患者との長期接触がある者,その他結核感染の疑いのある者
発生しやすい間違いと対策
誤接種事例の分類
誤接種が発生した場合の対応
Part 3 ワクチンの接種法,個別対応
定期接種
Hib(インフルエンザ菌b 型)ワクチン
肺炎球菌結合型ワクチン
DPT-IPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ混合)ワクチン
BCG ワクチン
MR(麻疹・風疹混合)ワクチン
水痘ワクチン
日本脳炎ワクチン
DT(ジフテリア・破傷風混合)ワクチン
ヒトパピローマウイルスワクチン
インフルエンザワクチン(高齢者,定期接種B 類疾病)
23価肺炎球菌多糖体ワクチン(高齢者,定期接種B 類疾病)
任意接種(定期以外の予防接種)
B型肝炎ワクチン(母子感染予防)
B型肝炎ワクチン(母子感染予防以外)
ロタウイルスワクチン
おたふくかぜワクチン
インフルエンザワクチン(小児)
A型肝炎ワクチン
狂犬病ワクチン
黄熱ワクチン
破傷風トキソイド
日本脳炎ワクチン(海外渡航者)
髄膜炎菌ワクチン
曝露後免疫
曝露後免疫とは
生ワクチンによる曝露後免疫―麻疹,水痘
不活化ワクチンによる曝露後免疫―B型肝炎,破傷風,狂犬病
エッセイ
ガーナでの国際医療協力と予防接種
コラム
海外における接種間隔の規定
「同時接種」と「同日接種」
健康被害救済
進行性骨化性線維異形成症
接種不適当者
接種要注意者
予防接種後に発熱した場合,考えられる可能性は?
国内第Ⅲ相臨床試験による抗体保有率
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.