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上部消化管疾患は,良性疾患,悪性疾患,機能性疾患ともに有病率が高く,内科診療において出会う機会が多い.
本書では,最新の診療ガイドラインに基づいた上部消化管疾患の標準的な診療の流れを解説するとともに,好酸球性食道炎などの新しい疾患,各種の画像強調内視鏡検査などの検査法,アコチアミドやPOEMなどの薬剤・治療法なども概説する.
消化器分野の最新の進歩までカバーした内科医必携の一冊.
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目次
Ⅰ章 上部消化管疾患総論
疾患概念
胃食道逆流症(GERD)とその合併症 (永原章仁)
胃・十二指腸潰瘍 (村上和成)
機能性消化管疾患(NERDと機能性胸やけ,機能性ディスペプシア〈FD〉) (近藤 隆,三輪洋人)
ヘリコバクター・ピロリ感染胃癌と非感染胃癌 (宮本心一,妹尾 浩)
好酸球性消化管疾患 (飯島克則)
疫学 (川久保洋晴,坂田資尚,藤本一眞)
病態生理
食道,胃食道接合部の運動生理 (沢田明也,藤原靖弘)
胃・十二指腸の運動生理 (藤川佳子,富永和作,荒川哲男)
胃酸分泌調節機構 (石村典久)
上腹部症状の原因臓器としての十二指腸 (大島忠之,三輪洋人)
消化管ホルモン (武田宏司)
上部消化管傷害を起こす薬剤 (加藤元嗣,久保公利,間部克裕)
Ⅱ章 検査・診断
上腹部症状の鑑別診断 (河合 隆)
検体検査
ヘリコバクター・ピロリ感染診断 (高橋信一)
消化管ホルモン (武田宏司)
一般検査と腫瘍マーカー (稲森正彦)
画像診断
単純X線検査と消化管造影検査 (八島一夫)
CT (村上康二)
PET (村上康二)
超音波診断 (畠 二郎)
内視鏡検査 (村尾高久,塩谷昭子)
超音波内視鏡検査 (岡田明彦)
生理学的検査
24時間食道インピーダンス・pHモニタリング (河村 修)
食道high resolution manometry (眞部紀明)
胃排出能検査 (鈴木 剛)
バロスタット検査 (大島忠之,三輪洋人)
病理組織学的検査
内視鏡下の生検組織診断とEUS-FNA生検組織診断 (田邉 寛,岩下明德)
Ⅲ章 治療法総論
薬物療法
胃酸分泌抑制薬
酸中和薬とヒスタミンH2受容体拮抗薬 (有沢富康)
プロトンポンプ阻害薬 (杉本光繁)
カリウムイオン競合型胃酸分泌抑制薬 (木下芳一)
消化管運動機能改善薬 (神谷 武,城 卓志)
抗うつ薬,抗不安薬 (森澤俊英,福永幹彦)
漢方薬 (坂田資尚,岩切龍一)
抗癌剤 (岡野尚弘,長島文夫,古瀬純司)
内視鏡的切除術 (池原久朝,後藤田卓志)
バルーン拡張術 (星野慎太朗,岩切勝彦)
内視鏡的止血 (川島耕作)
内視鏡的胃瘻造設 (川島耕作)
ステント留置術 (吉田俊太郎,藤城光弘,小池和彦)
外科手術 (齊藤博昭)
内視鏡手術と外科手術の融合 (森 宏仁,正木 勉)
Ⅳ章 治療法各論
機能性疾患
胃食道逆流症(GERD) (石村典久)
機能性ディスペプシア (大島忠之,三輪洋人)
アカラシア (川見典之,岩切勝彦)
その他の食道運動異常症 (栗林志行,保坂浩子,草野元康)
炎症
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 (村上和成)
胃潰瘍・十二指腸潰瘍 (東 健)
自己免疫性胃炎 (森 英毅,鈴木秀和)
好酸球性食道炎と胃炎 (飯島克則)
感染性食道炎 (駒澤慶憲)
腫瘍
食道扁平上皮癌 (小熊潤也,小澤壯治)
Barrett食道癌 (天野祐二)
食道粘膜下腫瘍 (天野祐二)
胃腺腫と胃癌 (井口幹崇,一瀬雅夫)
十二指腸腺腫と十二指腸癌 (森畠康策,井口幹崇,一瀬雅夫)
胃リンパ腫 (岡田裕之)
胃・十二指腸間質腫瘍GIST (杉山敏郎)
胃・十二指腸神経内分泌腫瘍 (杉山敏郎)
外傷
Mallory-Weiss症候群 (菅谷武史,平石秀幸)
特発性食道破裂 (富永圭一,平石秀幸)
上部消化管異物 (五嶋敦史,坂井田 功,西川 潤)
その他
食道・胃静脈瘤 (小原勝敏)
GAVEとDAVE (伊藤公訓)
ミニレクチャー
上部消化管疾患の各種診療ガイドライン (古田隆久)
食物アレルギー (小倉聖剛,海老澤元宏)
口腔内細菌と消化器疾患 (和田孝一郎)
GNAS mutationと胃腫瘍 (千葉 勉)
protein-losing gastropathy (篠村恭久)
Nakayama Shoten Co., Ltd.