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神経内科医としての視点から音楽や文学・絵画を解説する多数の著作で知られる著者が,「ヒトはなぜ生存に不要な行為を極めようとするのか」(=「ヒト」はいかにして「表現者〈アーティスト〉」になったか)について持論を展開.われわれの祖先が二本足で歩行し,言葉を得て,絵を描き,歌い,踊り,芸術作品をつくるようになるまでの過程を「進化史」の形で著した比類のない一冊.
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目次
はじめに
第一章 直立二足歩行革命
二本足の獲得
二足歩行で脳が巨大化できた
直立二足歩行と高カロリー食
脳の巨大化が始まる
直立二足歩行の個体発生
第二章 ホモ ロクエンスの誕生
ことばをしゃべるための必須条件
しゃべるための呼吸
しゃべるための神経回路
言語領域
ネアンデルタール人の言語
話し言葉の個体発生
しゃべるヒトの誕生
第三章 ホモ ピクトルと美の誕生
洞窟絵画は誰が描いたのか
類人猿の描画能力
子供は描く
描画行動の個体発生
描画の性差
絵とは何か?
洞窟画はなぜ描かれたのか
洞窟絵画の描画対象
モビールアートの誕生
第四章 ホモ ピクトル ムジカーリス
絵画洞窟の音響調査
音楽の系統発生
旧石器時代の楽器
絵画洞窟内で行われていたこと
音楽の発達
絵画洞窟にみるアートの役割
第五章 アートの役割
叙事詩の成立
神話の成立
わが国における音楽の発展
社会活動における音楽の使用
娯楽としての音楽
舞踏と演劇
造形美術の社会的役割
パフォーマンス・アートと造形美術、そして音楽
第六章 アートの現在
アートのホロン性
アーティストとは何か
商品化されるアート
複製技術とアートの商品化
よみがえる不動産アート
アートの存在意義
おわりに
Nakayama Shoten Co., Ltd.