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皮膚科医にもエビデンスに基づく診療と,患者さんに根拠を持った説明が求められる時代となった。
しかしエビデンスに乏しい領域では,ガイドラインが必ずしも策定されていない。そのような閉塞状況を打開すべく,本書は皮膚感染症に絞ってエビデンスに基づいた診断から治療方法までを完全網羅した。
患者中心の臨床決断を支援し,より良好な医師-患者関係を構築するための1冊。
シリーズ詳細 サンプルページ 書評 M2PLUS isho.jp
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目次
1章 細菌感染症
総論
1.皮膚細菌感染症概論 (山﨑 修)
2.抗菌薬の最近の動向 (山岸由佳)
3.耐性菌:その機序と対策 (野口雅久) 4.消毒の功罪 (吉田有希,市岡 滋)
各論
単純性皮膚感染症
1.表在性皮膚感染症 (玉城善史郎)
2.深在性皮膚感染症 (沢田泰之)
3.二次感染:外傷,熱傷,術創など (齋藤順平,市岡 滋)
COLUMN PVL産生株 (小橋美那,山﨑 修) 複雑性皮膚感染症
1.褥瘡 (前川武雄) 2.壊死性筋膜炎,ガス壊疽 (加藤裕史)
全身性感染症 (井上雄二)
番外編
化膿性汗腺炎 (葉山惟大)
2章 真菌感染症
総論
疫学と分類,最近の動向 (常深祐一郎)
各論
表在性真菌症
1.足白癬 (常深祐一郎)
2.体部白癬,股部白癬 (北見由季)
3.頭部白癬,Celsus禿瘡,白癬性毛瘡 (牛上 敢)
4.トンズランス感染症 (小川祐美)
5.爪白癬 (原田和俊)
6.カンジダ症(間擦疹,趾間びらん,爪囲炎) (丸山隆児)
7.口腔カンジダ症 (佐藤友隆)
8.マラセチア感染症 (下山陽也)
深在性真菌症(スポロトリコーシス) (楠原正洋)
3章 ウイルス感染症
総論
1.皮膚ウイルス感染症概論 (山本剛伸)
2.抗ウイルス薬の最近の動向 (川村龍吉)
3.抗ウイルス薬以外の治療動向 (渡辺大輔)
各論
ヘルペス
1.単純ヘルペスウイルス感染症 (今福信一)
2.水痘 (浅田秀夫)
3.帯状疱疹 (渡辺大輔)
疣贅
1.尋常性疣贅,扁平疣贅 (川瀬正昭)
2.尖圭コンジローマ (三石 剛)
3.伝染性軟属腫 (鈴木 琢)
急性発疹症
1.麻疹 (倉田麻衣子,水川良子)
2.風疹 (水川良子)
3.突発性発疹 (清島真理子)
4.伝染性紅斑 (清島真理子)
5.手足口病 (久保田由美子)
6.伝染性単核(球)症 (平井陽至)
4章 抗酸菌感染症
総論
最近の動向 (山口さやか)
各論
1.皮膚結核 (山口さやか)
2.非結核性抗酸菌症 (村瀬千晶)
3.ハンセン病 (石川牧子)
5章 性感染症
総論
最近の動向 (斎藤万寿吉)
各論
性感染症治療(梅毒など) (斎藤万寿吉)
6章 節足動物による皮膚感染症
1.疥癬 (谷口裕子)
2.シラミ症 (山口さやか,高橋健造) 3.マダニ刺症とダニ媒介性感染症 (夏秋 優)
7章 輸入感染症
輸入感染症 (三上万理子,四津里英)
索 引
Nakayama Shoten Co., Ltd.