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大規模データからしか得られない興味深い解析結果を満載した大好評のデータブックの最新版.
今回は,急性期脳卒中17万例(脳梗塞12.6万例,脳出血3.3万例,くも膜下出血1.1万例),一過性脳虚血発作1.2万例など,2018年末までに日本脳卒中データバンクに登録された約20万例を解析対象とした.
脳卒中・循環器病対策基本法が成立し,今後ますます活用が期待される.
目次
第1部 日本脳卒中データバンク(JSDB)の概要
1.日本脳卒中データバンクの運営システムと臨床情報入力システム (吉村壮平,笹原祐介)
2.日本脳卒中データバンクの解析の方針と診断名,評価尺度 (豊田一則)
3.日本脳卒中データバンク-17万例の臨床情報解析結果- (豊田一則,中井陸運)
特別寄稿1.日本脳卒中データバンク(JSDB)の歴史と将来展望 (小林祥泰)
特別寄稿2.脳卒中・循環器病対策基本法と脳卒中登録事業 (峰松一夫)
第2部 脳卒中診療のホットテーマとエビデンス
1.脳卒中と血圧値,高血圧症 (上山憲司,大里俊明,渡部寿一,麓 健太朗,荻野達也,中村博彦)
2.脳卒中と糖・脂質代謝障害 (八木田佳樹,大山直紀)
3.心疾患合併脳卒中 (吉村壮平)
4.腎機能障害と脳卒中(脳梗塞,脳出血) (三輪佳織)
5.深部白質病変の進展が脳卒中の重症度,転帰に与える影響 (園田和隆)
6.脳動脈解離,もやもや病と脳卒中 (柏原健一)
7.一過性脳虚血発作後の虚血イベントの頻度および予測因子 (上原敏志)
8.虚血性脳血管障害例における頭蓋内動脈狭窄の特徴 (徳田直輝,今井啓輔)
9. branch atheromatous disease(BAD)とラクナ梗塞の臨床的比較検討 (梅村敏隆)
10.日本における椎骨脳底動脈系の脳梗塞の特徴 (小柳正臣・波多野武人)
11.脳梗塞急性期の頸動脈エコー検査 (吉村壮平)
12.頸動脈狭窄症と頸動脈内膜?離術(CEA),頸動脈ステント留置術(CAS) (西村 中・飯原弘二)
13.脳梗塞患者の救急受診と静注血栓溶解療法,急性期脳血管内治療(丸山路之)
14.虚血性脳血管障害に対する急性期抗血小板薬併用療法 (杉森 宏)
15.脳梗塞への抗凝固療法 (板橋 亮)
16.急性期リハビリテーションの実施状況と食事に関する検討 (福田弘毅)
17.脳梗塞入院後の進行,再発と症候性頭蓋内出血 (佐々木正弘,鈴木明文,師井淳太,石川達哉)
18.脳出血部位,血腫量と転帰 (宇野昌明)
19.脳出血患者における抗血栓薬内服割合の変遷とその影響 (園田和隆)
20.脳出血の外科治療 (大仲佳祐,溝上達也,若林伸一)
21.脳血管攣縮の頻度と転帰 (玉井雄大,井上雅人,原 徹男)
22.脳卒中と栄養管理-病型,来院時 NIHSSと栄養摂取経路,嚥下評価,栄養サポートチーム評価日,言語聴覚士介入日- (片山正輝,小泉健三,菅 貞郎)
23.脳卒中患者の来院方法と時間帯 (大前智也,柳澤俊晴)
第3部 JSDBを用いた最近の研究
緒言
1.脳卒中と性差 (前田亘一郎)
2.脳卒中の季節変動 (瀧澤俊也)
3.飲酒と脳梗塞 (汐月博之,西條泰明,大櫛陽一,小林祥泰)
4.発症前抗血栓療法と入院時神経学的重症度の経年的変化 (祢津智久,細見直永,丸山博文)
5.加齢の面からみた虚血性脳卒中 (加藤裕司)
6.心房細動の種類と脳梗塞 (出口一郎)
7.脳梗塞のエダラボン治療 (小林 奏)
8.スタチン治療と脳梗塞転帰J-STARS-L-本試験のJ-START終了後から振り返って- (野村栄一)
9.脳出血重症度と転帰の危険因子 (細見直永)
10.くも膜下出血と続発性正常圧水頭症 (山田茂樹)
11.破裂脳動脈瘤の退院時転帰 (井川房夫)
12.破裂脳動脈瘤に対する開頭手術と脳血管内手術のスコアリングモデル開発と検証 (吉山道貫,井川房夫)
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索引
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