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『臨床麻酔科学書』の姉妹書。
同書の薬理学の内容を補完する位置づけの書籍として企画した。麻酔科の薬剤に関する薬理学を基礎からしっかり学習し理解するための(いわゆる「マニュアル本」ではない)書籍である。
最新の薬剤に関する情報を反映した適切で平明な解説をしている。
プロフェッショナルな麻酔科医になるためには必読の教科書。
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目次
まえがき
執筆者一覧
第1部 薬理学総論
1章 薬物動態学 (増井健一)
1.1 はじめに
1.2 なぜ薬物濃度を利用するか?
1.3 予測血中濃度と効果部位濃度
1.4 コンパートメントモデルと生理学的モデル
1.5 効果部位モデル(effect compartment model)
1.6 コンパートメントモデルの構築方法
1.7 母集団モデルの評価方法
1.8 モデル構築の意義:表現(description),予測(prediction)と外的妥当性
1.9 薬物動態モデル(コンパートメントモデル)のパラメータと共変量
1.10 どの薬物動態モデルを使うか?
1.11 予測に影響する因子
1.12 予測濃度の使い方
1.13 吸入麻酔薬の投与設定濃度,呼気濃度・吸気濃度,脳内濃度
2章 薬力学 (増井健一)
2.1 はじめに
2.2 薬物の効果を評価する方法
2.3 濃度と効果の関係を表すモデル
2.4 薬物相互作用
2.5 濃度と効果の関係の評価と,濃度を利用した効果のコントロール
2.6 覚醒と術後に向けた濃度コントロールのプラン
2.7 拮抗薬の薬力学
2.8 効果が消失するということ:半減期と効果消失はほとんど無関係
2.9 急性耐性と離脱症候群
2.10 おわりに
第2部 各種薬物
3章 吸入麻酔薬 (茶木友浩,山蔭道明)
3.1 総論
3.2 揮発性吸入麻酔薬
3.3 ガス麻酔薬
4章 静脈麻酔薬関連
4.1 総論 (斎藤淳一)
4.2 プロポフォール (竹川大貴)
4.3 ベンゾジアゼピンおよび関連薬 (斎藤淳一)
4.4 バルビツレート─チオペンタール,チアミラール,メトヘキシタール (斎藤淳一)
4.5 ケタミン (工藤隆司)
4.6 デクスメデトミジン (野口智子)
4.7 ドロペリドール (野口智子)
5章 オピオイド 143
5.1 総論 (大屋里奈,天谷文昌)
5.2 フェンタニル,レミフェンタニル,モルヒネ,コデイン,ペチジン (山北俊介,天谷文昌)
5.3 オキシコドン,ヒドロモルフォン,トラマドール,タペンタドール,メサドン (永井義浩,天谷文昌)
5.4 ペンタゾシン,ブプレノルフィン (谷口彩乃,天谷文昌)
5.5 オピオイド拮抗薬 (早瀬一馬,天谷文昌)
6章 鎮痛薬:オピオイド以外 (山﨑亮典,川股知之)
6.1 非ステロイド性抗炎症薬
6.2 アセトアミノフェン
7章 筋弛緩薬・拮抗薬・関連薬 (鈴木孝浩)
7.1 総論
7.2 脱分極性筋弛緩薬
7.3 非脱分極性筋弛緩薬
7.4 拮抗薬
7.5 関連薬
8章 局所麻酔薬
8.1 総論 (松浦 正,森 隆) 8.2 各論 (日野秀樹,堀耕太郎,森 隆)
9章 循環作動薬関連 (福島 豊,北川裕利)
9.1 血管収縮薬と強心薬:総論
9.2 血管収縮薬と強心薬:各論
9.3 血管拡張薬と抗高血圧薬:総論
9.4 血管拡張薬と抗高血圧薬:各論
10章 抗不整脈薬関連 (田中克哉,角田奈美,米澤宏記)
10.1 総論
10.2 Ⅰ群薬(ナトリウムチャネル遮断薬)
10.3 Ⅱ群薬(交感神経β受容体遮断薬)
10.4 Ⅲ群薬(カリウムチャネル遮断薬)
10.5 Ⅳ群薬(カルシウムチャネル遮断薬)
10.6 その他
11 章 利尿薬
11.1 総論 (江木盛時)
11.2 ループ利尿薬 (廣津聡子)
11.3 炭酸脱水酵素阻害薬 (武田親宗)
11.4 浸透圧利尿薬 (宮尾真理子)
11.5 ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド (白木敦子)
11.6 バソプレシンV2受容体拮抗薬 (大嶋圭一)
12章 抗血栓薬・抗線溶薬
12.1 総論 (小川 覚)
12.2 未分画ヘパリン (田村高廣,小川 覚)
12.3 低分子ヘパリン (田村高廣,小川 覚)
12.4 プロタミン (田村高廣,小川 覚)
12.5 その他の抗凝固薬 (前田琢磨,小川 覚)
12.6 抗血小板薬 (岩崎夢大,小川 覚)
12.7 抗線溶薬 (吉井龍吾,小川 覚)
13章 ステロイド (中井俊宏,祖父江和哉)
13.1 総論
13.2 各論
14章 制吐剤
14.1 総論 (三好寛二,堤 保夫)
14.2 ドパミンD2受容体拮抗薬 (城戸健士郎,三好寛二)
14.3 5-HT3受容体拮抗薬 (里見志帆,三好寛二)
14.4 ステロイド (三好寛二,堤 保夫)
15章 産科麻酔関連薬
15.1 総論 (加藤里絵)
15.2 子宮収縮薬 (日向俊輔)
15.3 子宮弛緩薬 (加藤里絵)
15.4 マグネシウム製剤 (加藤崇央)
16章 消毒薬 (鈴木博人,川前金幸)
16.1 総論
16.2 各論
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.