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小児に処方される薬の約7割が適応外使用(医薬品添付文書に用法・用量が明記されていない)といわれている.小児に特化した薬剤・剤形・分量・投与期間を適切に選ぶために,本書では「薬を出すタイミング(どんな症状がみられたら薬を出すか)」「専門医の処方例」「アドヒアランスを高める保護者への説明」「再診指示が必要な患者」「中止するタイミング(治癒・悪化)」を詳しく紹介.
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関連書籍
目次
【小児の処方:基本と小ワザ】
処方の掟・禁じ手 (市川光太郎)
かぜ薬の変遷 (崎山 弘)
調剤薬局との処方箋記載ルール (時田章史)
ジェネリック医薬品の使い方 (佐藤好範)
主要症候と薬の使い方 (浅井大介,長村敏生)
医薬部外品・保険給付対象外の薬剤 (伊藤純子)
おくすり手帳の活用術 (進藤静生)
添付文書の読み方・使い方 (山口賢一)
【疾患別の薬剤処方】
かぜ症候群 (崎山 弘)
インフルエンザ-年齢を考慮したインフルエンザに対する抗ウイルス薬の選択 (齋藤昭彦)
マイコプラズマ肺炎 (成田光生)
RSウイルス細気管支炎,ヒトメタニューモウイルス気管支炎 (成相昭吉)
クループ (永井和重)
気管支喘息 (五十嵐隆夫,五十嵐丈二)
溶連菌感染症-GAS感染症 (坂田 宏)
溶連菌感染症と鑑別を要する咽頭・扁桃炎 (西 順一郎)
熱性けいれん (宮田章子)
片頭痛 (桑原健太郎)
注意欠陥多動症(ADHD),自閉スペクトラム症(ASD)(山下裕史朗)
起立性調節障害,乗り物酔い (石谷暢男)
便秘 (冨本和彦)
下痢,急性胃腸炎 (中村 豊)
アトピー性皮膚炎 (吉田雄司)
伝染性膿痂疹 (田原卓浩)
じんま疹 (塙 佳生)
熱傷と創傷一般-被覆材(ドレッシング材) (佐久間秀人)
日やけ,汗疹 (杉原雄三)
にきび(尋常性ざ瘡) (野崎 誠)
接触皮膚炎 (野崎 誠)
乾燥肌へのスキンケア (野崎 誠)
ペット外傷 (井上信明)
凍瘡(しもやけ) (佐藤 勇)
水痘・帯状疱疹 (幸道直樹)
アタマジラミ,疣贅 (田中秀朋)
口内炎,口唇ヘルペス,鵞口瘡(口腔カンジダ) (小野靖彦)
尿路感染症 (平岡政弘)
亀頭包皮炎,外陰炎,腟炎,子宮頸管炎 (津田 隆)
蟯虫 (高田 修)
結膜炎,麦粒腫 (鈴木克佳)
急性中耳炎 (深澤 満)
滲出性中耳炎 (伊藤真人)
鼻副鼻腔炎 (伊藤真人)
アレルギー性鼻炎 (兼定啓子)
ORT(経口補液療法),輸液 (松下 享)
シナジスR(RSウイルス予防) (渡部晋一)
【家族への薬剤処方】
筋肉痛・腰痛,肩こり,頭痛 (竹田加奈子,宮本雄策)
胃食道逆流症(GERD) (小口 学)
不眠症 (宮崎雅仁)
花粉症 (松原茂規)
不定愁訴 (小柳憲司)
【プロフェッショナルな薬の使い方】
適切な抗菌薬の使用法 (田島 剛)
適応外使用をどう考えるのか (賀藤 均)
在宅医療で使う薬 (石渡久子)
授乳中の薬 (石和 俊)
漢方薬の使い方 (黒木春郎)
アナフィラキシーショック (椿 俊和,海老澤元宏)
【薬の飲ませ方】
飲ませ方・処方の工夫 (上荷裕広)
服薬アドヒアランスを上げるコツ (三浦哲也)
効果的な処方 (木津純子,松元一明)
【スペシャリストからジェネラリストへ】
抗菌薬の分類と特徴-系統的に理解するために (田島 剛)
【コラム】
かぜ薬の有効性と安定性についての検討-市販薬と処方薬 (冨本和彦)
かゆみ止め(抗ヒスタミン薬)はけいれんを誘発するか? (宮本雄策,竹田加奈子)
細粒は溶けやすく速く効くか? (木津純子)
水薬とチャイルドロック (上荷裕広)
Nakayama Shoten Co., Ltd.