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精神科救急は,緊急患者への危機介入を行う地域医療システム,社会変化にともない多様化する患者への対応,急性期医療の水準向上,そして在宅ケアの支援という,4つのテーマを軸に展開してきた.本書では,そうした局面について,実務の最前線で奮闘してきた医療スタッフがその現状を豊富な事例をまじえ報告.精神科救急の現場だけでなく精神科一般臨床に多くの示唆を与えてくれる、実践から紡ぎ出された見解やアイディアが満載.
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目次
Ⅰ 制度としての精神科救急医療
A.わが国の精神科救急医療体制
1.歴史と現況 (平田豊明)
2.精神科救急医療の機能とその評価 (杉山直也)
B.各地の精神科救急医療体制
1.東京都 (分島 徹)
2.大阪府 (澤 温)
3.神奈川県 (岩成秀夫)
4.千葉県 (林 偉明)
5.静岡県 (杉山直也)
6.岩手県 (山家健仁,酒井明夫)
7.北海道・札幌市 (築島 健)
8.広島県 (津久江一郎)
Ⅱ 技術としての精神科救急医療
A.精神科救急医療へのアクセス
1.電話相談-ホットラインサービスとトリアージ (橋本都子)
2.精神科救急搬送とアウトリーチサービス (塚本哲司)
B.救急外来
1.鎮静法 (八田耕太郎)
2.鑑別診断 (長谷川朝穂)
3.緊急措置診察 (分島 徹)
4.入院形式の選択 (白石弘巳)
5.自傷・自殺企図ケースへの対応 (大塚耕太郎,酒井明夫)
6.他害行為を伴うケースへの対応 (武井 満)
C.急性期入院治療
1.急性期入院治療の基本戦略 (平田豊明)
2.隔離・身体拘束 (野田寿恵)
3.精神科急性期看護 (清水千春)
4.身体管理と合併症治療 (佐藤茂樹)
5.薬物療法 (八田耕太郎)
6.精神科急性期病棟における服薬指導 (川邉東子)
7.電気けいれん療法 (澁谷孝之)
8.ケースワーク (金子雅昭,杉本 聡,千綾かおり,井阪昭久)
9.心理教育・社会生活技能訓練(SST) (恵紙英昭,内野俊郎)
10.作業療法 (小林正義)
D.特定事例群の救急・急性期医療
1.児童・思春期 (塚本千秋,大重耕三)
2.認知症・高齢者 (北村 立)
3.物質依存 (小沼杏坪)
4.境界例 (松田文雄)
5.発達障害 (山田佐登留)
6.来日外国人ケース (山中浩嗣)
7.在外邦人ケースの帰国支援 (鈴木 満)
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.