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治療方針・計画の立案や,それらの効果判定のために行われる理学療法評価について2冊で構成.
1冊目の本書では,理学療法評価の位置づけと基本的な手順を理解し,理学療法の対象となる疾患・症状のほぼすべてに共通して行われる基本的な評価法が実施できることを目指す.
理学療法評価の理論だけでなく,対象者の全体像把握のための情報収集や医療面接についても学ぶ.
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目次
LECTURE 1 総論(1)-理学療法評価と障害モデル (石川 朗)
1.理学療法評価
1)評価の意義
2)理学療法の介入
3)理学療法評価の目的
4)疾患別の介入と評価
2.障害モデル
1)障害モデルの変遷
2)ICIDH
3)ICF
3.理学療法評価の展開
1)統合と解釈
2)評価の構成要素
Step up
1.評価指標の信頼性・妥当性
2.定性(質的)検査・定量検査・半定量検査
LECTURE 2 総論(2)-統合と解釈 (石川 朗)
1.評価の手順と過程
1)評価の手順
2)トップダウン
3)ボトムアップ
4)理学療法士としての評価
2.理学療法評価の実際
1)臨床思考過程
2)評価の意義
3)評価の展開
3.ICFでの問題点の整理
1)運動器系疾患での具体例
2)中枢神経系疾患での具体例
4.記録
Step up
1.オリエンテーションとインフォームド・コンセント
2.医療倫理と守秘義務
LECTURE 3 全体像把握-診療情報,医療面接,フィジカルアセスメント,ほか (石川 朗)
1.全体像把握の進め方
2.診療情報
1)診療記録
2)診療記録の見方
3.検査データの確認
1)血液
2)血清脂質検査
3)腎機能検査
4)肝機能検査
5)糖代謝検査
4.画像所見の確認
1)X線検査
2)CT検査
3)MRI検査
5.他職種からの情報
6.医療面接
1)医療面接
2)医療面接の目的と進め方
7.バイタルサインの測定とフィジカルアセスメント
1)バイタルサインと身体所見の関係
2)バイタルサイン
3)フィジカルアセスメント
Step up
1.手術記録の見方
2. 家屋調査のポイント
LECTURE 4 形態測定 (森山英樹)
1.形態測定
1)形態測定の意義
2)分類
3)目的
4)注意事項
2.身長
1)測定方法
2)測定上の注意点
3.体重
1)測定方法
2)測定上の注意点
4.体格指数
5.四肢長
1)目的
2)ランドマーク
3)測定方法と測定上の注意点
6.断端長
7.周径
1)目的
2)測定方法と測定上の注意点
8.断端周径
Step up
1.ウエスト/ヒップ比
2.皮脂厚測定
LECTURE 5 関節可動域測定(1)-関節可動域測定の基本 (森山英樹)
1.関節可動域と関節可動域測定
1)関節可動域
2)関節可動域測定
3)関節可動域測定の目的
2.関節可動域表示ならびに測定法
Step up
1.拘縮と強直
2.拘縮の分類
3.強直の分類
LECTURE 6 関節可動域測定(2)-関節可動域測定の実技 (森山英樹)
1.関節可動域測定の原則
1)基本的肢位
2)測定器具
3)関節可動域測定の原則
2.関節可動域測定の手順
1)検査前準備
2)被検者に対するオリエンテーション
3)検査
4)記録
5)その他
3.関節可動域測定の留意点
1)注意事項,禁忌事項
2)代償運動 60
4.エンドフィール
1)正常な(生理的)エンドフィール
2)異常なエンドフィール
5.判定基準
1)関節可動域を決定する条件
2)関節可動域の異常
3)関節可動域の制限因子
Step up
代償運動の実技
LECTURE 7 関節可動域測定(3)-関節可動域測定の実際 (森山英樹)
1.上肢測定
1)肩関節屈曲
2)肩関節伸展
3)肩関節外転
4)肩関節内転
5)肩関節外旋
6)肩関節内旋
7)肩関節水平屈曲
8)肩関節水平伸展
2.下肢測定
1)股関節屈曲
2)股関節伸展
3)股関節外転
4)股関節内転
5)股関節外旋
6)股関節内旋
7)膝関節屈曲
8)足関節底屈
9)足関節背屈
10)足部の外がえし
11)足部の内がえし
12)足部の外転
13)足部の内転
Step up
日常動作と関節可動域
LECTURE 8 筋力検査(1)-筋力検査の基礎 (森山英樹)
1.筋力
1)筋の能力の分類
2)筋力
3)筋持久力
4)筋パワー(瞬発力)
2.筋収縮形態
1)等尺性収縮
2)等張性収縮
3)等速性収縮
3.筋力低下
4.筋力検査
1)目的
2)分類
5.粗大筋力検査
1)握力
2)背筋力
3)腹筋力
4)肩腕力
5)脚筋力
6)運動能力テスト(パフォーマンステスト)
6.徒手筋力検査
7.ハンドヘルドダイナモメーター
1)概要
2)測定方法
8.等速性筋力測定器
1)概要
2)測定
3)等速性筋力測定器を用いたトレーニング
9.筋持久力検査
1)自転車エルゴメーター
2)トレッドミル
3)シャトルウォーキングテスト
Step up
ハンドヘルドダイナモメーターの実技
LECTURE 9 筋力検査(2)-徒手筋力検査の基本 (森山英樹)
1.徒手筋力検査の目的
2.徒手筋力検査の判定基準
1)6段階評価法
2)プラス(+)とマイナス(-)の段階づけ
3.徒手筋力検査の基本的手技
4.徒手筋力検査の信頼性
5.徒手筋力検査の結果に影響を及ぼす因子
1)被検者が有する因子
2)検査者が有する因子
3)判定結果の解釈の問題
4)代償運動
6.徒手筋力検査の手順
1)検査前
2)検査中
3)検査後
Step up
代償運動の実技
LECTURE 10 筋力検査(3)-徒手筋力検査の実際1(上肢) (森山英樹)
1.肩甲帯
2.肩関節
3.肘関節
4.前腕
5.手関節
6.手指
7.母指・小指
Step up
脊髄髄節レベルと支配筋
LECTURE 11 筋力検査(4)-徒手筋力検査の実際2(下肢,頭部・頸部,体幹) (森山英樹)
1.股関節
2.膝関節
3.足関節・足部
4.足趾
5.頭部・頸部
6.体幹
Step up
1.肢位別での徒手筋力検査
2.肢位別に行ううえでの注意点
LECTURE 12 感覚検査 (田中 亮)
1.感覚
1)定義
2)感覚と知覚の違い
2.感覚の分類と種類
1)体性感覚
2)特殊感覚
3)内臓感覚
3.感覚の経路
1)デルマトーム
2)感覚路
3)一次体性感覚野
4.感覚検査の注意事項
1)感覚検査の目的と意義
2)感覚検査の手順
5.感覚検査の方法
1)表在感覚の検査方法
2)深部感覚の検査方法
3)複合感覚の検査方法
6.感覚検査の記録法
Step up
感覚障害が生じる主な疾患
LECTURE 13 反射検査 (田中 亮)
1.反射
1)定義
2)反射のメカニズムと反射弓
2.反射の種類
3.反射検査の注意事項
1)反射検査の目的と意義
2)反射検査の手順
3)ハンマーの使い方
4.腱反射の検査方法
1)顔で観察される腱反射
2)上肢で観察される腱反射
3)下肢で観察される腱反射
5.表在反射の検査方法
1)顔で観察される表在反射
2)体幹で観察される表在反射
3)下肢で観察される表在反射
6.病的反射の検査方法
1)顔で観察される病的反射
2)手指で観察される病的反射
3)足趾で観察される病的反射
7.反射検査の記録法
Step up
代表的な神経・筋の異常と腱反射
LECTURE 14 協調性検査 (田中 亮)
1.協調性
1)定義
2)運動の制御機構
2.運動失調の種類
1)測定異常
2)反復拮抗運動不能症
3)運動分解
4)協働収縮不能
5)振戦
6)時間測定障害
3.運動失調の検査の注意事項
1)運動失調の検査の目的と意義
2)運動失調の検査の手順
4.運動失調の検査方法
1)測定異常
2)反復拮抗運動不能症
3)運動分解
4)協働収縮不能
5)振戦
6)時間測定障害
5.立位時の運動失調の観察
1)片足立ち検査
2)ロンベルク検査
3)マン検査
6.運動失調による歩行の観察
1)酩酊歩行
2)踵打ち歩行
7.協調性検査の記録法
Step up
1.運動失調の型
2.小脳失調をきたす代表的な疾患
3.運動失調に対するトレーニング
LECTURE 15 ADL・QOL (田中 亮)
1.ADL
1)定義
2)基本的ADL と生活関連動作
3)ICFにおけるADL の位置づけ
2.ADL の評価方法
1)基本的ADL
2)生活関連動作
3)その他の評価方法
3.QOL
1)定義
2)ADLとQOL
3)QOLの意義
4.QOL の評価方法
1)包括的QOL 評価方法
2)疾患特異的QOL評価方法
Step up
その他の国際的なQOL 評価方法
TEST 試験 (森山英樹)
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.