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肝・胆・膵領域における外科手術の際,重要な要素を占めるのが病理診断である.本書ではまず画像診断など,本領域における基本的事項を解説.さらに疾患解説では,各疾患ごとに基本的な解説と病理像,また鑑別疾患の病理像も豊富に掲載し,鑑別のためのフローチャートを記載する.診療指針決定のために病理医はもちろん外科医も手許においておきたい1冊.
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目次
1章 病理診断の流れとポイント
肝腫瘍の診断 (坂元亨宇)
胆道腫瘍の診断 (尾島英知)
膵腫瘍の診断 (平岡伸介)
2章 診断のための基本知識
肝胆膵の画像診断 (女屋博昭,堀越浩幸)
肝生検と局所(ラジオ波) (治療 泉 並木)
膵・胆道の内視鏡下生検・細胞診 (権 勉成,真口宏介,潟沼朗生)
病理診断と外科治療 (上坂克彦)
分子標的治療 (岡野尚弘,古瀬純司)
3章 肝・胆・膵腫瘍の概要と鑑別診断
肝腫瘍
肝細胞癌 (坂元亨宇)
混合型肝癌 (杜 雯林,坂元亨宇)
肝芽腫 (谷川 健,鹿毛政義)
肝内胆管癌 (相島慎一)
胆管嚢胞腺癌・腺腫 (相島慎一)
肝原発の非上皮性腫瘍 (中島 収,矢野博久)
転移性腫瘍 (原田憲一,池田博子,中沼安二)
肝細胞腺腫 (近藤福雄,副島友莉恵,福里利夫)
限局性結節性過形成とその他の過形成結節 (中島 収,矢野博久)
まれな肝腫瘍 (大部 誠)
胆道腫瘍
肝外胆管癌 (尾島英知)
胆嚢癌 (吉澤忠司,鬼島 宏)
腺腫 (吉澤忠司,鬼島 宏)
上皮内腫瘍 (全 陽)
腫瘍類似病変 (西川祐司)
まれな胆道腫瘍 (吉澤忠司,鬼島 宏)
膵腫瘍
膵管癌 (平岡伸介)
膵管内腫瘍 (古川 徹)
漿液性・粘液性嚢胞腫瘍 (齋藤倫寛,福嶋敬宜)
充実性偽乳頭状腫瘍 (能登原憲司)
膵神経内分泌腫瘍 (永田耕治,清水道生)
腫瘍類似病変 (小嶋基寛)
まれな膵腫瘍 (大池信之)
4章 病理検体の取り扱い
肝 (尾島英知)
胆道 (尾島英知)
膵 (平岡伸介)
5章 症例の実際
症例1 CK19陽性肝細胞癌 (辻川華子,坂元亨宇)
症例2 慢性肝障害に伴う多発肝癌 (眞杉洋平,坂元亨宇)
症例3 嚢胞形成を伴う肝内胆管癌 (眞杉洋平,坂元亨宇)
症例4 臨床的に肝門部胆管癌と鑑別困難なMirizzi症候群の一例 (橋本大輝,江崎 稔,尾島英知)
症例5 粘液産生胆管癌 (永 滋教,江崎 稔,尾島英知)
症例6 微小な膵管癌 (江崎 稔,平岡伸介)
症例7 主膵管内にポリープ状に増殖進展する膵腫瘍 (江崎 稔,平岡伸介)
参考文献
索引
Nakayama Shoten Co., Ltd.