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発達障害は疾病ではなく特性であり,子どもから大人まで,生涯を通して切れ目なく支援が必要とされる.これまで小児と成人とで別々に論じられてきた発達障害を連続するものとして一つにまとめ,発達段階を追って問題点を浮き彫りにし, 的確な理解と適切な支援を教授するプラクティカルな書籍.「総説編」「症例編」「発達障害データ集」の3部構成にて,発達障害診療の実際に肉迫した.
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目次
Part1 総説編
A.総論
1.発達障害とは何か
2.診断・評価の進め方
3.支援の原則
4.薬物療法
column:“自閉傾向”様子をみましょう”“グレーゾーン”が与えるもの
B.年代別に発達障害を診る
1.乳幼児期
2.学童期
3.思春期
4.青年期
5.成人期
6.中年・老年期
column:親になって保護者の立場から
C.周辺の問題
1.女性の発達障害
2.養育者への支援
3.きょうだいへの支援
4.学校・関係機関との連携
5.就労の支援
6.地域生活の支援(GH、余暇等)
7.パートナーとの問題
8.非行・触法への取り組み
9.精神障害との併存・鑑別の問題
10.災害時の反応と対応
column:当事者団体の活動ー日本発達障害ネットワークの活動を中心に
Part2 症例編
1.幼児期: 知的能力障害を伴う自閉症児における早期支援
2.幼児期:自閉症スペクトラム児における家庭への包括的支援
3.学齢期:知的能力障害を伴う自閉症スペクトラムの例
4.学齢期:知的発達に遅れのない複数の発達特性をもつ児の対応と学校との連携
5.思春期・青年期遅滞あり
6.思春期・青年期高機能
7.青年・成人期:対応困難だったケースが,安定した地域生活につながるまで
8.青年・成人期:自閉スペクトラム症を基盤としたひきこもりケースへの支援
9.触法への取り組み:放火事件で起訴された自閉症スペクトラムのある被告人に対する福祉的支援
10.特性理解にたったASD支援―地域連携を目指して
column:障害のある人と社会をつなぐ「トラブル・シューター」
Part3 発達障害データ集
1.法制度
2.福祉制度(学齢期)
3.福祉制度(成人期)
4.福祉制度(高齢期:介護保健関係)
5.成年後見制度
6.疫学
7.発達障害の発症機構
8.発達障害の神経心理学的機構
9.発達障害の脳画像
10.発達障害のバイオマーカー
11.診断・評価ツール
[スクリーニングツール]
a.M-CHAT
b.質問紙(AQ, SRS, 他)
c.PARS-TR
[診断ツール]
a.ADI-R
b.DISCO
c.ADOS-2
d.CARS2
e.ASDI
f.CAADID
[評価ツール]
a.Vineland-II
b.PEP-3
c.TTAP
d.ADHD-RS
e.Conners3
f.CAARS
g.LDI-R
h.読字の評価
i.書字の評価
j.算数の評価
k.英語の読み書き障害
column:発達障がいと私-支援者に求めること
Nakayama Shoten Co., Ltd.